北海道糠平温泉

山の旅籠 山湖荘 (糠平温泉) ★3.5

ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
(源泉名:山湖の湯) 51.8度 / ph7.4 / 自然湧出 / H24.5.23
Na+ = 254.6 / K+ = 10 / Ca+ = 37.4 / Mg+ = 0.8 / NH4+ = 0.2 / Fe+ = 0.3
F- = 2.3 / Cl- = 244.8 / HCO3- = 285.1 / SO4- = 64.5 / CO3- = 0.6
H2SiO3 = 126.7 / HBO2 = 42.6 / CO2 = 21.6
溶存物質総量 = 1092mg

北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
01564-4-2336
男女別内湯
大人500円、小学生200円、幼児100円
15:00 ~ 21:00

北海道に3泊4日で「旅行」に来ました。
今回は旅行です。じゃあ、以前も来たことのある北海道は旅行じゃなかったのかと言われると、それはそれで旅行だったのですが、どちらかと言うと「湯めぐり」なんですよね。
今回は本当に「旅行」なのです。

何故かと言うと、今回は私と紅鮭だけでなく、子供2人に加えて、母と、姉夫婦+姪っ子で、合計8人の大所帯です。
私と紅鮭だけであれば、問答無用に温泉ばかりの行程を組みますけど、母や姉夫婦もいるとなるとそうもいかず・・・
初日は小樽なんかに立ち寄りつつ、札幌の夜を楽しみながら札幌泊、温泉無しです。

母はそのまま函館に南下したかったらしいですが、「函館なんて行った事あるでしょ? 知床に行こうよ! こんな機会でもなければ道東なんて行けないよ!? 国後島とか見えるよ!」などと、移動距離の長さを心配する母を説得しつつ、知床を目指す行程を組みました。
とはいえ、同じ北海道内とはいえ、札幌→知床はかなりの距離。一日中移動だけで費やすのもつまらないので、途中で観光を挟みつつ、本日のお宿がある糠平温泉に到着。
糠平温泉ってドコ?って声も聞こえて来そうなので、ザックリと説明すると、北海道のど真ん中あたりです。

温泉街を普通に鹿が歩いていて驚きました。
本日宿泊するホテル、糠平館の人に「あれは飼っているのですか?」と聞くと、野生だけど食べ物があるから人里に降りてくるのだとの事です。

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さて、ホテルにチェックインして、まずは真っ先に何をしたって、そりゃもちろん、温泉めぐりですよ!!!
当然ですけど、母と姉夫婦はホテルに放置です。
紅鮭も一緒に温泉めぐりしたのは当然として、娘×2に「お姉ちゃん(姪っ子)と一緒に遊んでいても良いよ?」と聞いたら、一緒に温泉に入ると言ってついてきました。

さすがは我が子です!

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さて、そんなわけで、最初に立ち寄ったのは「山湖荘」さんと言うお宿。
糠平館から徒歩で数分と言う場所にある、小さなお宿です。
遅い時間まで日帰り入浴を受け入れてくれている、有難いお宿です。

洞窟風呂なるものがウリのようです。
小さなお宿なりにお洒落な玄関と、傘が飾り付けられている可愛らしい廊下を抜けると、風景が一変、いかにも「この先、洞窟風呂」って感じの階段が見えてきました。

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お風呂は勿論ですが男女別で、内湯のみです。
洞窟風呂と言う名前からイメージ出来る通りの岩風呂で、少し薄暗いですが、雰囲気は悪くありません。
本当は露天風呂とか作りたいのでしょうけど、温泉街のど真ん中、出来たとしても目隠しの衝立で解放感皆無なものしか出来ないでしょうし、中途半端なものを作るくらいならばと言うアイデアなのかもしれませんね。

お湯は、光の加減で観察し辛いですが、無色透明なもの。
湯舟は2箇所あり、どちらも割と熱めの44度くらいです。
鮮度は抜群に良い! ただ、洞窟状なだけあって、少し湯気蒸すのが難点。
5月の北海道はまだまだ肌寒く、体が温まるのは嬉しいですが、一度掻いた汗が引かなくなるようなガツンとした入り心地です。

お湯からはほんのり硫黄臭と、その他にも僅かに潮臭のような成分臭を感じます。
成分表で見る限りでは、硫黄成分入っていないんですけどね。
そういえば、前回糠平温泉に来たのはもう10年以上前になりますけど、その時も硫黄臭を感じましたので、私の鼻がおかしいって事も無いと思うのですが・・・

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家族旅行の最中に抜け出すように強行した温泉めぐり、限られた時間の中で他にも入りたかったので、汗が引かないまま慌ただしく出て来てしまいました。
もう少しゆっくりと湯めぐり出来れば、もっと印象良かったと思うんですけどね・・・
とはいえ、お湯の鮮度は素晴らしく、とても気持ちが良いお湯でした!
次に糠平温泉に来る機会があったら、あまり慌ただしくなく、ゆっくりとお湯に浸かってみたいお宿です、出来れば宿泊で・・・

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2018年 5月4日 - 初訪問・日帰り入浴

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