北海道

水無海浜温泉 (水無海浜温泉)

ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
49度

北海道函館市恵山岬町
0138-86-2111 (函館市椴法華支所 産業建設課)
混浴野天
無料
干潮時のみ

干潮時にしか入れない野湯です。
渡島半島の東端にあり、前日宿泊した恵山温泉旅館からだと、直線距離だと僅か3キロの場所にある野湯です。

地図で見ると意外と近いので、せっかく恵山に泊まるのだから、行程に組み込んでみました。
でも、もちろん直線で移動する事などは出来ないので、車で道路を走っての移動になります。
その場合だと、ちょうど恵山をぐるっと迂回する事になるので、道のりで17kmと一気に伸びます。
まぁ、ほとんど信号など無い道を走りますので、20分程で到着するんですけどね。

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冒頭に書いた通り干潮にしか入れない温泉なので、干潮時間を見計らって行きました。

野湯と言うか、野天風呂? 駐車場完備で、ちゃんと脱衣所もあります。
脱衣所は男女別ですが、温泉そのものは混浴。
水着着用可なので、女性でも比較的入りやすそうです。

この日は生憎の天気で、小雨が降っていました。
それでも先客の姿があり、親子連れで子供が2人、水着で入っていました。

スミマセンお邪魔しますと、私もご一緒させて頂く事に。

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お湯は光の加減かも知れませんが、僅かに茶褐色で、ほんの少しだけ濁っています。
お湯からは潮臭がしますが、海水も混じっているので、源泉そのものの匂いなのか、単に海水の匂いなのかは不明。
人工的に岩が組まれており、湯舟は幾つかありそうですが、ある程度温度があって入る事の出来るのは2箇所のみ。海側が38度程度の温めで、海から離れた奥側(陸から見ると手前側)は42度の適温です。

なんとも壮絶なロケーションです。
間近に波音を聞きながら入っていると結構気持ちが良くて、一瞬だけ浸かって次に行く予定でしたが、思わず「もうちょっとだけ・・・」って気になってしまいます。
そうこうしていると、うちの娘 × 2人が、私達も入るといってその場ですっぽんぽんになって入ってきました。
なんとも、まぁ、逞しく? 育ったものです。
水遊びの気分なのでしょうね。

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すぐ近くに白波が押し寄せてくるので、何だかとっても怖い所のように見えますが、基本的にちゃんと整備された温泉です。
荒天時は避け、日中の干潮時を見計らって来れば危険な事は無さそうです。

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なんともワイルドな温泉です。
欲を言えば天気が良ければ最高だったのですが、こればかりは仕方が無いです。
荒れた波を見ながら浸かるのも一興ですね。

個人的な好みとしては、一度来れば満足って感じの場所ですけど、たまにはこういう温泉に浸かるのも楽しいです。
楽しい旅行の思い出が出来ました!

温泉マニアな人は勿論ですが、北海道一周をしているツーリングライダーなんかのもオススメの一湯です。

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2023年 8月13日 - 初訪問・日帰り入浴

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