福島県

二洸旅館 (東山温泉) ★4.0

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
(源泉名:組合混合泉(協同組合1号泉、管理組合2号泉、協同組合4号泉、伏見ヶ滝泉))
46.0度 / pH8.0 / 動力揚湯 / 毎分482.4L / H21.8.25
Na+ = 292.21 / Li+ = 0.3 / K+ = 8.2 / Ca+ = 203.9 / Mg+ = 0.8
F- = 3.5 / Cl- = 287.1 / SO4- = 676.5 / HCO3- = 31.7
H2SiO3 = 40.9 / HBO2 = 8.3
成分総計 = 1553mg

福島県会津若松市東山町大字湯本居平127
0242-27-3400
男女別内湯
大人400円、子供無料
立ち寄り時間は要相談

福島県の温泉と聞いて、どこをイメージしますか?
個人的な話ですが、私の場合は飯坂温泉や、高湯温泉、いわき湯本あたりがパッと頭に浮かびます。
そんな私が今回宿泊したのは会津にある東山温泉。福島県の温泉の中でも前述した飯坂などと並んで知名度が高いのですが、実は初訪問だったりします。
東山温泉と言えば、向瀧、原瀧、新瀧など、滝ではなく「瀧」になにやらこだわりのようなものを感じるお宿が有名で風情も良さそうなのですが、どこもとってもお高いのです。
いつかは泊まってみたいなぁと思いつつ、ずっと後回しになっていました。

で、やっと訪れた東山温泉ですが、投宿先は瀧シリーズのお宿ではなく、二洸旅館さんと言う、東山温泉の中でもひと際小さくて素朴なお宿です。
老舗だったり大規模な旅館、ホテルのイメージが強かった東山温泉ですが、探せばここのような小さなお宿が沢山あります。今までノーマークでしたのでちょっと意外でした。

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さてお風呂。
お宿の規模相応と言っても良い、こぢんまりとした内風呂が男女別にあります。
脱衣所があって、そこから数段降りた所に浴室があります。
この数段降りるアプローチのお風呂でハズレって少ない気がします。とても期待が出来る造りです!

男風呂は扇形湯舟がひとつあるタイル張り。
無色透明のお湯が張られていました。

壁面に岩が組まれており、そこが湯口なのかな?と思いきや、湯口は浴槽内にあります。
43~44度位のお湯で、適温よりもちょっと熱い程度なのですが、ビリビリと肌を刺すような刺激があって実際の温度よりも少し高く感じます。
ピュアな芒硝泉って感じで、とても気持ちが良いお湯です。

お湯から伝わってくる芒硝臭も心地良いです。
少しだけ細かい事を言えば、直前に立ち寄ってきたハイマートホテルや伏見荘と比べると芒硝の印象が少しマイルドな気がします。
とは言え、気持ちが良いお湯である事には変わりなく、滞在中に何度となく利用させていただきました。

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女湯はこんな感じです。

お湯は同じだと思いますけど、湯舟の形状はこっちの方が好みです。
一部が浅くなっているみたいでした。

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今回は夕食無しで朝食のみでの宿泊でした。

↓ 朝食

素朴な感じですけど、朝からモリモリと食べてしまいました。
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後日調べてみたところ、東山温泉の公式ページに名前を連ねる温泉宿は14箇所あり、その中でも11箇所で日帰り入浴を受け付けているみたいです。
東山温泉の芒硝泉がこんなに気持ち良いお湯だったとは、盲点でした。
今度改めて、今回入る事が出来なかった旅館にも行ってみたいと思います。

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2016年 11月26日 ー 初訪問・宿泊

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