長野県

牧泉館 (七味温泉) ★2.5

含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉
(七味温泉1号~7号の混合泉) 49.6度 / ph3.09 / H16.9.16
Na+ = 97 / K+ = 16.9 / Mg++ = 18.5 / Ca++ = 165.5
Fe++ = 2.7 / Mn++ = 1.4 / Al— = 2.5
Cl- = 116.3 / SO4– = 542.7 / HSO4- = 11.5
H2SiO3 = 84 / HBO2 = 40.7 / CO2 = 107.5 / H2S = 9.1
成分総計 = 1220mg

含鉄(II)-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
(七味温泉8号井) 94.1度 / ph2.84 / H16.9.16
Na+ = 212.8 / K+ = 76.8 / Mg++ = 41.1 / Ca++ = 147.9
Fe++ = 47.9 / Mn++ = 3.2 / Al— = 1.8
Cl- = 439.6 / SO4– = 600.7 / HSO4- = 16.1
H2SiO3 = 261.2 / HBO2 = 304.8 / CO2 = 276.2 / H2S = 1.1
成分総計 = 2448mg

長野県上高井郡高山村七味温泉2974
026-242-2501
男女別内湯 ・ 露天
500円
10:00 – 18:00

七味温泉にある旅館で、少し奥に入った所にあります。
話によると、今では宿泊客は取らず、日帰りのみで営業をしているのだとか。
折りしも紅葉のまっさかり、多くの人でごった返していました。
入浴料は500円です。別料金で休憩所を利用する事も出来るのですが、この休憩所までもが満員状態の大盛況です。

お風呂は内湯と露天があります。
まずは内湯。洗い場数人分と、4人程度入れる小さな湯船がひとつあります。
真っ白に濁るお湯が張られており、湯口から熱めのお湯がチョロチョロと注がれておりました。
このお湯、七味温泉の1号~7号の混合泉で、見た目には非常に良いのですが・・・
ハッキリ言いましょう、劣化が激しすぎて全然良くありません。
温度は40度を下回るであろう温いもので、髪の毛やらゴミの浮遊も多いです。
利用客が多くて、まさに芋洗い状態。掛け湯もせずにドボンと入る人続出で、不潔なことこのうえ無いです。
うーん、これはひど過ぎるナァ・・・

続いて露天風呂。
こじんまりした内湯とは打って変わって、広々としています。
岩風呂になっており、ほんのり白濁したお湯が張られていました。
それにしても、ここも人が多すぎます。何だか、動物園の猿山を見ているような気分です。
源泉は七味温泉の8号井で、明礬臭と、ごくごく微量の硫黄臭がする、そんなに悪くない感触のもので、肌触りがピリリとする刺激的なものです。
露天のすぐ傍に源泉があるようで、煙突のようなものから噴気があがっていました。
お湯は結構熱めで、湯口からは素手で触れない熱湯が注がれています。
ただ、浴槽に対する源泉投入量は不釣合いな程少なく、劣化は否めません。
それでも、内湯に比べるとこちらの方が余程良いですが・・・

それにしても、人が多すぎて落ち着けない。
まぁ、私も他の人から見たら人が多くなる一因なのですけどね。

紅葉の時期に来てしまった自分を恨むしか無いのですが、とにかくお湯が悪すぎ!
来た瞬間帰りたくなってしまった程の、お湯の劣化具合でした。
と言うことで、少し申し訳ない気がしますが、辛口評価をさせて頂きました。
ゴメンナサイ・・・
でも、★2.5って、まだ甘いほうです。私は硫黄泉好きなので・・・
これで硫黄泉以外だったら、★の数が2を切っていたかも???

人が少ない時期にもう一度来て、汚名返上してあげたい一湯です。
入場制限するなり、何かしらの対策を取った方が良いと思いました。

2006-10/22

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