含鉄（II）-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
（源泉名：松代一号泉） 38.8度 / ph6.4
Li+ = 4.1 / Na+ = 2749 / K+ = 363.3 / Mg++ = 275.2
Ca++ = 1127 / Sr++ = 11.4 / Fe++ = 21.5 / Cl- = 6148
Br – = 8.4 / I- = 6.5 / So4– = 260 / HCO3– = 1867
H2SiO3 = 119.4 / HBO2 = 646.2 / CO2 = 870.6
成分総量 = 14480mg
長野県長野市松代町東条15
026-278-2644
男女別内湯
300円
9:00 – 20:00
松代温泉の中心地から少し外れた所にある、少し鄙びた旅館です。
日帰り入浴をお願いすると、快く受け入れて下さいました。
内部は外観から想像出来る以上にもっと鄙びており、ココだけ時間が止まってしまったような印象を受ける造りです。
浴場の前には、最後に使われたのは何時でしょう、埃をかぶった卓球台が置かれていました。
さて、お風呂ですが、脱衣所から出るとまずは内湯があります。
一言で言ってしまうとボロッちい造りで、壁が緑色にぬられており、昼間でも薄暗いです。
浴室内にはコンクリの浴槽が一つありました。
無色透明のお湯が張られているのですが、どうやらこのお湯は温泉では無いみたいですね。
一応湯口はありますが、どうやら完全に循環しているらしいです。
温泉で無ければ興味が無いので、ここは入らずに通過。
次に露天とでも言うのでしょうか・・・？完全に屋根が掛かっているので内湯の延長のような気がする造りなのですが、こちらは採光が良くて明るいです。
スペースの大半が湯船になっており、こちらには黄土色に濁った温泉が張られていました。
無粋なパイプ湯口から、なかなか良い勢いで源泉がドボドボと投入されています。
温めなので入りやすいお湯ですが、成分がかなり濃い為、長風呂するとヘロヘロになってしまいます。
塩分が非常に強いので、気が付いたら汗が止まらなくなっていました。
肌触りは塩分のせいか、かなりベタつく感じがします。臭いは土類系の生臭い臭いと、鉄臭、潮臭が混じったような感じのもので、飲んでみたところ強食塩味、鉄味、苦味を感じました。
ここは訪れる人があまり多くないのか、広々と利用する事が出来、ゆったり寛ぐことが出来ました。
すぐお隣にある有名ドコロ、「加賀井温泉一陽館」は常に混んでいるので、人目を避けて落ち着きたい時には良いかも知れませんね。
なかなか気に入りました。
近くを訪れる際は、是非ともフラリと再訪したい一湯です。オススメですよ～！
2006-4/23
コメント