群馬県 草津温泉

大滝乃湯 (草津温泉) ★3.5

酸性・含硫黄-アルミニウム- 硫酸塩・塩化物温泉
(煮川源泉)

酸性-塩化物・硝酸塩温泉
(万代鉱源泉) 96度 / ph1.5
Na+ = 116 / K+ = 67.7 / Mg++ = 57.2 / Ca+ = 98.3
Fe++ = 11.1 / Mn++ = 3.09 / Al++ 55.1 / H++ = 31.6
F- = 23.8 / Cl- = 998 / SO4– = 789 / HCO3- = 84.1
H2SiO3 = 537 / HBO2 = 27.8 / H2SO4 = 67.2
成分総量 = 3720mg

群馬県吾妻郡草津町大字草津596-13
0279-88-2600
男女別内湯 ・ 露天 ・ 混浴あわせ湯
800円
9:00 – 21:00

入浴施設が数多くある草津温泉の中でも、1、2を争うほど有名な所です。
観光ガイドなどでは必ず登場するので、湯巡りが趣味でない方でも、草津に来たならば一度は聞いた事があるのでは無いでしょうか。
お湯もなかなか良いそうで、温泉好きの間でも評判は上々です。
そんな超有名ドコロですが、実は私、人並み以上草津に足を運んでいるにも関わらず、まだ一度も行った事無かったのです。
理由は簡単、「高いから」です。800円もするんですよね。
無料で入れる共同浴場が数多くある草津温泉で、わざわざ高い金額払って行く理由が思いつかなかったのです。
(和風村内湯巡りも高いと言うツッコミが聞こえてきそうですが・・・^^;)

で、今回、やっとのことで行って参りました。
何故かって・・・?
前から気になっていたのも理由の一つですが、最大の理由は、この日が月に2度ある配管清掃の日だからです。
ご存知、草津温泉は、源泉にもよりますが、硫黄成分を多く含み、成分が結晶化して湯の花となります。湯の花はお湯を湯船まで引く配管にも付着するので、そのまま放置しておくと、パイプ詰まりの原因になります。
そこで、溜まった湯花を定期的に掃除する必要があり、大滝の湯ではこの日が清掃日にあたるわけです。
清掃直後は、洗い落とされた湯花がそのまま浴槽に流れ混み、普段よりもお湯が濃くなると言う訳です。
つまり、湯花大量投入ドーピング温泉な訳ですが、気になりますよね。
どれくらいお湯が濃いの確認すべく、わざわざこの日を狙っていってきました。

喜び勇み、気合を入れて大滝の湯に突入。受付で入浴料を払いながら、受付の男性に「今日って配管清掃日ですよね?」と聞くと、受付の人、キョトンとして、それからカレンダーらしきものを確認して、「あ、そうですねー(笑顔)」と、軽く返してきました。
かなり拍子抜けです。
ま、配管清掃を狙い撃ちしてくる客も珍しいとは思いますが・・・^^;

さて、まず最初に入ったのは、地下にある「合わせ湯」コーナーです。
こちらは男女混浴になっているのですが、利用者は全員男性。
一応、女性救済措置として、女性専用時間もあります。
風情ある空間には小さな湯船が幾つかあり、それぞれ温度設定が違います。那須湯本にある鹿の湯みたいな造りですね。
一番温いのは40度、順に熱くなっていき、一番熱いので46度だそうです。
さて、肝心のお湯ですが、ココで使われているのは煮川の湯源泉です。
配管清掃のお蔭で、期待通りに真っ白。
コレ、ホントに草津のお湯?って程で、まるで万座のお湯を見ているような感じです。
湯花のせいか、粉っぽさすら感じるほどで、草津のお湯に対する価値観が一変してします。
臭いも今まで草津で嗅いだことが無いような強硫黄臭で、肌触りサラサラで、浴後は体に沁みこんだ硫黄成分のせいか、妙にペタペタします。
面白い事に、普通ならば高温浴槽の方が鮮度良く、硫黄臭も強いはずなのですが、この日は温め浴槽のお湯の方が断然濃かったです。
恐らく、高温浴槽の方が湯口からの投入量が多い事が原因でしょう。
新たに投入されるお湯は清掃後の綺麗な配管を通ったいつも通りのお湯で、配管清掃時の湯花も一緒に掛け流されてしまっていると思われます。
お湯の入れ替えがあまり無い温め浴槽の方が湯花がそのまま残っていて、結果的に濃くなっている模様です。
清掃直後の午前中に行ったらどうなっているのでしょか。興味がありますね。
熱湯と温湯を行ったりきたりしながら時間を過ごしました。

そうこうしているうちに、合わせ湯が女性専用時間になったため、男性用浴場へ移動しました。
ちなみに、合わせ湯と男性用の露天風呂は裸のまま行き来する事が出来ます。
まずは露天風呂です。
こちらにも煮川の湯源泉が張られています。光の加減か、ほんのり青味がかっており、万座に勝るとも劣らない白濁度合いです。
硫黄臭も非常に強く、草津のお湯に入っていると言う気が全くと言って良い程ありません。
外気にさらされているせいか、鮮度が良いとは言えませんでしたが、物凄く濃いお湯で大満足でした。

最後に入ったのは内湯です。こちらも煮川の湯源泉が使用されているのですが、打たせ湯では万代鉱のお湯が注がれているので、2つの源泉がブレンドされている事になります。
白濁しない万代鉱源泉が混ざっているせいか、こちらの濁り度合いは少し控えめで、透明度30cmの青白濁と言ったところでしょうか。
それでも普段の草津では考えられないほどに濁っています。
肌触りはサラサラ感とぬめり感があるなかなか良いものですが、硫黄臭は他所と比べると僅かに控えめでした。

初めて訪れた大滝の湯、配管清掃日だったお陰で、物凄く濃いお湯を堪能できました。
いやぁ、このお湯は草津の価値観が一変します。
ただ、お断りを入れておかなければならないのは、この濃いお湯は温泉本来の実力ではなく、いわば入浴剤入りみたいなものです。
いつ行ってもこうとは行かないので、もしこの配管清掃日を狙うなら、事前に下調べしたうえで行って下さいね。
あと、この大滝の湯への評価ですが、「反則ワザ」と言う事で、評価の対象外とします。
後日改めて実力通りのお湯に入り、それで決めたいと思います。
それでも敢えて評価するなら、4.5にするか多少迷いつつの★5つといったところですね。
なお、配管清掃日がいつかについては、ネットで調べれば簡単に出てくると思いますので、興味があれば検索してみて下さい。
分からなければDMいただければ私でも回答します。
間違った解答してしまっても責任持ちませんが・・・^^;

2006年5月27日 - 初訪問時のレポート

2006年10月22日再訪

配管清掃では無い日に行ってみました。
ん~・・・ドーピング無しだとこんなもんかナァと言う印象。
悪くはありませんが、完全に別物です。
合わせ湯も良かったけど、共同浴場と比較すると、やっぱ共同浴場の方が良い訳で。
大浴場にシャンプーなど完備されているのは嬉しいですけどね。
無料共同浴場があちこちある草津で、800円払ってまで入る価値があるかと言うと、ちょっと微妙なところです。

・・・もしコレが地元にあれば、回数券を買って毎日でも通いますけどね。^^;
ちょっと低めな評価は、ライバル多すぎな草津だからと言う事で・・・

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