宮城県

まつばら山荘(新鳴子温泉) ★4.0

純重曹泉
(まつばら源泉 + 久田源泉No.4 混合泉)

宮城県玉造郡鳴子町大口字久田46-2
男女別内湯
0229-84-7010
400円
10:00 – 20:00

東鳴子温泉の川向にある温泉旅館で、新鳴子温泉を名乗っています。瀟洒な造りをしており、中に入ると提灯のような照明がお出迎えしてくれました。
鄙びた旅館ばかりをイメージしてしまう鳴子ですが、こんなお洒落な所もあったのかと、妙に関心。

お風呂は内湯のみで、これまたお洒落な木造 湯屋になっています。浴室には広々とした湯船が一つあります。掛け流しで、半分お湯に浸かった湯口からは勢い良く源泉が噴き出していました。
浴槽内には張られたお湯は茶褐色で、東京あたりの黒湯に似たものです。純重曹泉だそうで、肌触りは何とも言えぬヌルヌルするもので、とても気持ちがいい。
お湯そのものは決して熱く無いのですが、泉質のせいか、体がポカポカに温まり、汗だくになってしまいました。

臭いは甘めで、何となくモール臭のようなものが漂ってきます。
いやー、鳴子ってホント、いろんなお湯が湧くのだなぁと、妙に感心してしまいました。

ちなみに、脱衣所には成分表がありましたが、2種類の源泉が掲示されていました。浴槽内のお湯は、混合かな?
どういう使われ方をしているのか、ちょと気になりますね。
湯上り、ロビーに用意されていたお水を頂く。
なんでも、このお水もここの源泉なんだそうな。
しかし、こちらは無色透明で無味無臭。とっても美味しいお水なのですが、お風呂で感じたものとは全然違いました。矢張り2種類ある源泉を使い分けているのかな?
あまり温泉と言う感じはしませんが、普通においしい水です。思わずコップ2杯頂きました。
ちなみにこのお水、鳴子のコンビニなんかでも買えます。商売上手だなぁー! なんて思ってみたり。(笑)

2005-12/30

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