鹿児島県

スパ・ルルド (ルルド温泉) ★4.0

ナトリウム-炭酸水素塩泉
(スパ・ルルド) 49.9度 / ph8.3 / H21.2.4
Na+ = 295.4 / K+ = 9.1 / Ca++ = 5.2 / Mg++ = 1.1
NH4+ = 1.2 / Cl- = 4.8 / F- = 7.2 / HCO3– = 822.2
SO4– = 11.5 / H2SiO3 = 43 / HBO2 = 8.5 / CO2 = 31.7
成分総計 = 1243mg

鹿児島県鹿児島市本名町2093-3
099-294-3724
男女別内湯
600円
14:00 – 22:00 (日祝は10時から)

随分と以前からその存在を知っており、常々気になっていた温泉です。
特徴的な名前もさることながら、なんとココのお湯、一定時間ごとに湯船を完全に空にして入れ替えていると言うではありませんか!

是非確かめたいと思いつつ・・・
入浴料金が600円と、鹿児島の相場からするとかなりの高額なのがネックです。
数泉している最中に立ち寄ったら勿体無いと、なかなか訪れる事が出来ぬまま、数年経過・・・

そして先日、鹿児島に帰省中の事。この日は湯めぐりはせず、普通に買い物をした帰りに、この近くを通り過ぎる機会が訪れました。どうせこのまま真っ直ぐ帰っても、寝る前にお風呂に入るのです。
今日はここ一箇所だけだから、立ち寄ろうと紅鮭に相談すると、快諾して貰えました。

辿り付いたスパルルドは、鹿児島の温泉にしては、何だかとっても立派な造りをした建物です。一応鹿児島市内ですが、かなり静かな山間にあります。駐車場に停まっている車は数台で、少し寂しい気がしないでもありません。
内部はとても清潔で手入れが行き届いている印象ですが、お客さんの姿は見えず、ガランとしています。とりあえず受付を済ませました。
ちなみに、通常料金だと600円ですが、入り口で会員登録をすると、500円になります。折角なので、紅鮭の実家住所で登録してみました。
これで2人分、合計200円の節約です。ミミッチイですが、私は現金掛け流しじゃないので・・・orz

さて、そのお風呂。男女別で、内湯があります。脱衣所から入って左手側に、湯船が2つ並んでおり、右手側に洗い場と言う、シンプルな造り。露天もサウナもありません。
私にとっては、そのどちらも不要なのですが、入浴料金を考えると少しシンプルすぎるような気がします。先客の姿は無く、貸切状態です。


2つ並んでいる湯船は、どちらもお湯が満たされており、気持ちよくお湯が溢れています。
この2つの湯船のお湯を交互に抜いて鮮度を保つと言う荒業なのですね。
たまたま両方が満たされているタイミングに来たようです。
暫く待っていれば、そのうち排水されるだろうと期待。とりあえずお湯に浸かって見る事にしました。
まずは、手前の湯船。お湯の温度は42度ほどでしょうか、普通に適温です。
浴槽の端に湯口がありますが、お湯が出ていません。奥の湯船からオーバーフローを貰う形になっています。
状況から察するに、次にお湯が抜かれるのは、この手前側の湯船なのでしょう。

お湯の肌触りは、ツルツル感のある、とても柔らかい物です。単純温泉なのでそれほど特徴はありません。じっくり観察すると、ごく僅かに石膏系の臭いがする気がします。
鮮度は、さすが全量入れ替えするだけあって、申し分ありません。髪の毛一本浮いておらず、清潔そのものです。と言うか、利用者が少ないようで、それも鮮度の向上に一役買っている気がします。
奥の湯船からオーバーフローを貰っているとはいえ、湯量は十分です。出たり入ったりしながら、湯船からお湯を溢れさせて贅沢な気分を何度も味わう事が出来ました。

続いて、奥の湯船。同じ源泉なので、お湯の印象は基本的に一緒です。
湯口からお湯が注がれているので、温度が2度程高く、44度くらいでしょうか。
お湯に浸かってじっとしていると、微量ですが泡が付着します。当然、こちらも鮮度が抜群に良いです。

ただ、少しだけ気になったのは、湯船から出ると、一時的に水面が低くなるので、手前の湯船からお湯が逆流するのです。まぁ、たいした量では無いので問題無いのですが、折角全量入れ替えるのだから、完全に分離した方が良いような気もします。
この日は、温泉はここ1箇所と決め、1時間ゆっくり入る予定でしたので、温めな手前での滞在時間が長かったですが、さっと温まりたい人には良い温度ですね。

ちなみに、ここスパルルドで感心したのが、お湯もですが、実はこの洗い場にあるボディソープだったりします。ほぼ無臭なのです。
シャンプーやボディソープのきつい臭いが浴室に充満して萎える事が良くありますが、これならば温泉に浸かっていても気になりません。
他にも、スパルルドの温泉の鮮度を追求する姿勢が随所に見られ、実に共感を持てます。
そういえば・・・
気になる全量入れ替えですが・・・

私が到着から既に1時間経過しても、まだ湯船はそのまま、何も変化がありません。
2時間おきに入れ替えとあったので、タイミング的には不思議でもないのですが、常時どちらかの湯船を注ぎ足しているイメージだったので、少しガッカリ。
いつまで待てば良いかも分からず、一旦お風呂から出てしまいました。

お風呂から出ると、青森の友人TODI-K氏から電話が。
そのまま脱衣所前の休憩所で話しこみ、30分経過。
その後、浴室に戻って見ると・・・

手前側の湯船のお湯が抜かれた後で、まさに新湯が注がれている最中でした。
いやぁ・・・貴重な物を見ることが出来て良かったです!
良いタイミングで電話をしてくれたTODI-K氏に感謝!
色々な手法があると思いますが、このスパルルドのような、源泉の鮮度に拘った施設が増えてくれる事を切に望みます。

最後に、私が少し感じた事。

私が滞在した2時間近くの間、男湯には誰一人利用者がおらず、女湯も紅鮭と入れ違いで3人連れが入りに来ただけと言う、閑古鳥状態でした。
お湯の鮮度が良く、気持ちが良いお風呂なのに、何故こんなに寂しいのか・・・!?
私が思うに、料金設定が高すぎるのだと思います。

これが東京にあったら、連日大盛況になると思いますが、ここは温泉が至る所に点在する鹿児島です。このスパルルドよりは鮮度の面で多少劣るかも知れませんが、良い温泉は幾らでもあり、その多くが半額以下で利用出来ます。
かたや同価格帯の温泉に目を向けて見れば、露天やサウナなどの充実振り。
鮮度マニアでは無い一般客からすると、毎日来るには高すぎるし、奮発して来てみても、内湯ひとつだけじゃ、何だか物足りないと言う状態。

もう少し価格を抑えて、連日大盛況でもお湯が新鮮清潔と言う、全量入れ替えの実力をフルに発揮して欲しいものです。
たったの1日利用しただけで何が分かるのかと言う私が言うのもなんですが・・・
(実は普段は大混雑なのかも知れませんけど^^;)
素晴らしい施設だけに、一人でも多くの人が利用し、新鮮な御湯の魅力を広めて欲しいと思いました。

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2010年 5月1日 – 初訪問・日帰り入浴

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