鹿児島県

郡山温泉 (郡山温泉) ☆4.0

アルカリ性単純温泉
(源泉名:郡山温泉?) 46.2度 / pH8.7 / 毎分650L / 自然湧出? / H22.9.1
Na+ = 45.3 / K+ = 1.5 / NH4+ = 0.3 / Ca+ = 1.9 / Mg+ = 0.2
Cl- = 6.1 / F- = 0.4 / SO4- = 6.3 / HCO3- = 83.6 / CO3- = 11.4
H2SiO3 = 98.9 / CO3 = 0.3
成分総計 = 256.2mg

鹿児島県鹿児島市川田町1776
099-298-8111
男女別内湯・露天・うたせ湯など / 貸切湯
大人 400円、小学生以下 150円、3歳未満無料
貸切湯 1700円/70分
7:00 ~ 21:30 火曜定休

神之川温泉に入った後に、折角だからもう一箇所と思って立ち寄った一湯です。
本当であれば湯の華温泉に入るつもりでいたのですが、この日は湯の華温泉が定休日だったため、急遽近くにないかと思って探し、見つけたのがここ、郡山温泉です。
神之川温泉からだと車で約15分、湯の華温泉からだと約5分の場所にあります。
ちょっと走ればどこにでも温泉がある、流石鹿児島です!

この郡山温泉のすぐ向かいには轟温泉と言うのもあります。
そっちも気になりましたが、時間の都合で今回は郡山温泉だけの入浴。
轟温泉は次回の宿題と言う事で・・・

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さて、その郡山温泉。訪れた時間が夕刻だったせいでそう感じさせたのかも知れませんが、少し年季が入って鄙びた造りをしたお宿です。
でも、どうやら人気があるらしく、駐車場はほぼ満車で、出入りしている車もチラホラとあります。
宿泊も出来るようですが、日帰り入浴の方がメインって雰囲気です。
館内は結構広く、家族湯もありました。
毎分650リットルのお湯はなかなか立派! 期待に胸が膨らみます。

広々とした脱衣所には浴室入口が2箇所。
どっちがどっちだか分からないまま、とりあえず片方に入ってみたら、どうやらこちらは大浴場のようです。
階段を数段降りた先に、広々とした湯舟がひとつ。
季節柄、浴室内は湯気で蒸していて、なかなか幻想的です。

浴槽内の温度は体感で44度。結構熱めです。
一部がジャグジーになっていますが、離れた所で入ればあまり気になりません。
無色透明、ほぼ無臭、これといった特徴の無いお湯ですが、鮮度が良くて気持ちの良いお湯です。
湯口からドボドボと注がれるお湯は辛うじて触れる程度に熱め。

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一度脱衣所に戻り、もう一箇所の浴室入口に入ると、大浴場より少し手狭な内風呂がありました。
湯舟2槽に仕切られており、手前は46~47度でかなり熱め。奥は水風呂です。

熱めの湯舟の湯口がなかなかユニークで、ヴィーナスなのかな? 女性の片乳からお湯がドボドボと注がれる仕組み。
ただ、母乳をイメージしているとしたら、湯量が多すぎます。
それに、温泉成分の影響なのか、お湯が流れる箇所が変色してしまっていて、体の半分が無くなってしまっているように見えるので、ちょっとカワイソウ。
まぁ、世の中いろんな湯口があるもんだなぁと、改めて感心させられます。

お湯の印象は先ほど入った大浴場と変わらず、特別これと言った特徴の無いお湯です。
湯口に柄杓が備え付けられていたので、口に含んでみましたが、なんと言うか、普通にお湯ですね。特に何か特徴らしいものは感じません。
これだけ湯量が豊富だと、普通のお湯だったとしても気持ちが良いです。
熱湯と水風呂を行き来したらサウナ要らずですね!
なお、鮮度はこの後入る露天風呂も含め、この熱めのお湯が一番良かったです。

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最後に露天風呂。
熱湯内風呂の手前にスロープがあり、そこから外に出る事が出来ます。
内湯が大小どちらも湯気蒸していて、少し薄暗くて年季の入った印象だったのですが、露天風呂は雰囲気一変して、真新しさすら感じる日本庭園風になっていました。

広々とした湯舟の奥には、寝湯でしょうか、妙に浅い湯舟がもう一箇所あります。
お湯は内湯と同じ源泉で、もちろん掛け流し。
42度適温で、誰でも入りやす温度です。

湯気蒸した内風呂で鮮度が良い熱湯に入るのも悪くありませんが、体力的には換気の良い露天で適温に入る方が楽です。
滞在時間の大半はこの露天風呂でゆっくりと入浴を楽しみました。

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鹿児島の温泉って、湯量豊富な所が多くて嬉しくなる所が多いのですが、この郡山温泉もその中のひとつです。


紅鮭実家に帰省する度に鹿児島の入湯数をコツコツと増やしていますが、ここ郡山温泉に限らず、まだまだ知らない名湯があるんでしょうね。
これだから鹿児島の温泉めぐりはやめられない!

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2022年 1月5日 ー 初訪問・日帰り入浴

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