東京都

益の湯 (大田区) ★3.5

温泉法第二条別表、メタケイ酸及び重炭酸ソーダの項に該当
(源泉名:天然温泉 益の湯)
18度 / pH8.4 / 動力揚湯 / 毎分25.8L / H21.3.3
Na+ = 192.4 / K+ = 8.8 / Mg+ = 2.6 / Ca++ = 4.1
F- = 0.3 / Cl- = 2.7 / SO4- = 0.5 / HCO3- = 487.3
CO3- = 23.3 / H2SiO3 = 61 / HBO2 = 1.6 / CO2 = 1.3
成分総計 = 798mg

東京都大田区南久が原2丁目1−23 メゾン久が原 1階
03-6410-4797
男女別内湯・サウナ・水風呂、他
大人470円、小学生180円、未就学児80円
6:00 ~ 24:00

平成31年3月1日にリニューアルオープンし、COCOFURO ますの湯として生まれ変わりました
営業情報はCOCOFURO ますの湯のものです

東急池上線の久が原駅目の前にある温泉銭湯です。
この近くで仕事をする機会が度々あり、何度も前を通っているので、以前からここに温泉がある事を知っていたのですが、なかなか入る機会がありませんでした。

なんというかですね、仕事モードだと温泉に入ろうって気が沸かないのも理由のひとつですが、最大の理由は、実は私、都内の温泉銭湯にさほど興味が無いのです・・・
銭湯なのでこれは仕方がないのですが、どうしてもあの塩素消毒の臭いが好きになれないんですよね。
なので、ここに温泉がある事は知っていたものの、ずっと素通りしていました。
今回、出張で東京に来た温泉仲間のH氏と温泉銭湯めぐりしようとなり、重い腰を上げた感じです。
こんな機会でも無ければずっと素通りしていた事でしょうね。声を掛けてくれたH氏には本当に感謝しています!

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ここ益の湯は前述の通り、久が原駅の目の前にあります。ホームからも見えるような好立地!
大田区には温泉銭湯が幾つもありますが、駅チカと言う意味ではここが一番駅から近いと思われます。
堂々と天然温泉を謳っており、少し古びた感じもあいまって、何とも言えない良い風情なんですよね。
本来であれば私が大好きな外観をしているのですが、ほんと何故今まで素通りしてきたのかが不思議なくらいです。

さて、その内部。ザ・銭湯!って感じです。
浴室の一番目立つところに富士山のモザイクタイル絵がありました。

お湯はうっすら茶褐色のモール泉です。
直前に入った六郷温泉のお湯と比較すると、少し色が薄いですが、なかなかの黒湯です。
温泉浴槽にはぬる湯とあつ湯があり、それぞれ42度と45度くらいです。
ぬる湯の方はジャグジーされていて落ち着かないので、あつ湯の方をメインに浸かりました。

ほんのり甘いモール臭がするお湯で、肌触りはツルツルします。
僅かに塩素臭もするのが少し残念ですが、都内の銭湯と考えたら許せる程度の臭い。
蛇口を捻ると、冷たい源泉が勢いよく注がれます。
これがなかなか気持ちが良いお湯で、思わず少し多めに足し湯(足し水?)してしまいました。

ちなみに、何とも風情が良い益の湯さんでしたが、平成31年3月にリニューアルして「COCOFURO ますの湯」に生まれ変わったみたいです。
あの風情好きだったので少し残念な気もしますが、廃業してしまう施設が多い中でリニューアルして営業を続けてくれる事は嬉しい限りです。

都内の温泉銭湯を食わず嫌いせず、リニューアル後の施設にも入ってみたいと思いました。

2015年 6月17日 ー 初訪問・日帰り入浴

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