東京都

幸の湯 (大田区) ★3.0

ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-塩化物冷鉱泉
(源泉名:幸の湯)

東京都大田区西糀谷1丁目25−15
03-3741-4321
男女別内湯・露天・サウナ・水風呂・電気風呂、などなど
大人470円、小学生180円、未就学児80円
06:00 ~ 11:00
14:00 ~ 23:00
定休日 月曜日

温泉と聞くと、山の中だったり海沿いをイメージしますが、ここ東京都大田区は黒湯の温泉(正確には冷鉱泉)が沸く隠れた温泉地だったりします。
探せば結構あるんですよね、温泉銭湯。
でも、都内在住で割と近くに住んでいながら、なかなか行こうって気が起きないのです。
正直、お湯が好みじゃないってのもありますが、温泉に来た!って非日常感があまりないんですよね。

この日は湯めぐり仲間のH氏が東京に出張との事で、折角だから温泉銭湯を巡ろうと言う話になり、お互いの仕事が終わった後に合流して一緒に温泉銭湯めぐりをする事になりました。
こういうお誘いは有難いです。自分ひとりだと、なかなか都内の温泉に行こう!って気にならないんですよね。

幾つか行く場所をピックアップしつつ、最初に向かったのはこちら、大田区西糀谷にある幸の湯さんです。
京急空港線の糀谷駅から徒歩10分くらいの住宅街の一角にあります。
この辺りは仕事でも散々来ている場所で、目の前を通る事も幾度とありましたが、気分が仕事モードだったと言う事もあって入ろうって気にならないでいたんですよね。

改めて現地に到着し、外観を見ると何だか少し怪しげですが、れっきとした温泉銭湯です。

脱衣所はこんな感じ。
まぁ、銭湯ですから、特に変わった特徴もありません。

浴室に入ると・・・ と言うか、脱衣所の段階でかなり臭っていましたが、なかなかに強烈な塩素臭がします。
冷鉱泉を沸かして循環していますし、日々多くの人が訪れる生活浴場ですので、衛生的に塩素消毒は致し方ないのかもしれませんが・・・

うーん、やっぱりこれ、私は苦手だなぁ~

成分的にはナトリウム・カルシウム・マグネシウムー塩化物冷鉱泉とあり、なかなか色んな成分が含まれている事が伺えます。
ただ、各成分が幾ら入っているか詳細に分かる成分表を見つける事が出来ず、いまいちどんなお湯かも分かりません。
大田区の温泉銭湯と聞くと、黒湯をイメージしますが、ここのお湯は無色透明です。

お湯に浸かってみた感じも、塩素臭くらいしか特徴が無くて、本当に温泉なのかな?って気がしてしまいます。
まぁ、とっても清潔なお湯なので、日々のお風呂として使う分には安心できる感じですね。

なんと、こんな住宅街のど真ん中にある銭湯なのに、露天風呂までありました!
ただ、眺望とかそういうのは一切ありません。ただ屋根が無いだけって感じですね。

それでも室内が湯気蒸すような事も無いですし、何よりも塩素臭が充満せず換気される事で薄まるので、幾分快適になります。

まぁ、私みたいな泉質マニアが行くのが間違っているのかも知れませんが・・・
もう少し温泉の特徴を感じる事が出来たらと、少しだけ残念な気分です。

とはいえ、日々利用するお風呂として考えたら、内湯と露天以外にもサウナや水風呂、電気風呂など、色々とあって快適です。
もしも私の家のすぐ近くにあったらたまには行くかも知れませんね。

改めて、大田区の銭湯侮りがたし!と感じた一湯でした。

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2015年 6月17日 ー 初訪問・日帰り入浴

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