ナトリウム-塩化物温泉
50.8度 / ph6.7 / H14.10.21
Na+ = 1247 / K+ = 118.1 / NH4+ = 0.5 / Mg++ = 28.3
Ca++ = 227.7 / Sr++ = 1.2 / Mn++ = 0.8 / Fe++ = 0.8
Cl- = 2437 / Br- = 10.1 / SO4– = 143.6 / HCO3- = 111.1
H2SiO3 = 205 / HBO2 = 13.4 / CO2 = 32.6
成分総計 = 4579mg
鹿児島県指宿市大牟礼1丁目15-22
0993-22-2413
男女別内湯
250円
13:00 – 23:30
指宿に数多くある公衆浴場のひとつで、住宅街の一角にポツンとあります。
ナビである程度の場所を補足し、探してみたのですが、なかなか見つけることが出来ず、あたりをぐるぐると徘徊し、結局付近の酒屋さんに場所を教えて貰ってどうにかたどり着く事が出来ました。
訪れた時間が夜中で、施設から漏れる光が僅かしかなく、非常に分かりづらいです。
結構凝った造りをした湯屋のようで、日中であればそんなに迷わなかったかも知れません。
さて、内部。薄暗くひっそりとした外観からも想像出来る通りの、レトロで趣を感じるものです。
年季を感じるもので、清掃状況なんかも決して綺麗とは言い難い物ですが、何故だか心が安らぎます。
浴室は結構広々としており、円形の大きな湯船がドーンと鎮座しています。
20～30人同時に入る事が出来るであろう、とても大きな物ですが、タイミングのせいもあってか、利用者はまばら。
浴室全体も薄暗い感じで、不気味に感じる人もいるかとは思いますが、私にとっては逆にホッとする不思議と癒される造りをしています。
湯船は3槽に分かれており、入って右奥、円の1/4に相当する部分が熱め。
左奥の1/4がちょっと熱め、手前の2/4が適温になっていました。
お湯の印象は、典型的な土類食塩系とでも言うのでしょうか。薄暗くて見辛いですが、薄い緑色を帯びた茶褐色のもので、透明度50cmほどに濁っています。
とてもよく温まるお湯で、肌触りが少しペタペタする感じの物ですが、お湯から上がると不思議とサラっとした感触が残ります。
お湯からはほんのり金気臭と、土類系の臭い。僅かに臭素臭のようなものも混じっているような気がします。
他でもありそうな指宿系のお湯なのですが、ココのお風呂の風情は大変に気に入りました。
次回は是非ともお昼の明るい時間帯に利用してみたいと思います。
2007-10/7
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