鹿児島県

鹿児島温泉 時之栖 (田上温泉) ★2.5

ナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉
(源泉名:甲突川右岸16号) 43.9度 / pH7.8 / H27.5.8
Li+ = 0.5 / Na+ = 567 / K+ = 6.6 / Ca+ = 11.5
Mg+ = 4.1 / Sr+ = 0.9 / NH4+ = 2.2 / Fe+ = 0.2
F- = 1.2 / Cl- = 458.5 / SO4- = 411 / Br- 1.1
HCO3- = 362.5 / CO3- = 22.2
H2SiO3 = 46.3 / HBO2 = 8.1 / CO2 = 9.6
成分総計 = 1914mg

鹿児島県鹿児島市田上6丁目1−6
099-256-1126
男女別内湯、露天風呂、サウナ、水風呂など / 貸切風呂
大人 420円、小学生 150円、未就学児 80円
貸切風呂 80分 2500円~
6:30 ~ 23:00 (大浴場)
10:00 ~ 24:00 (貸切風呂)

紅鮭の実家から10分弱の場所にある温泉です。

なお、紅鮭の実家がどこだか分からない人はググって調べて下さい。
ググったところで分からないと思いますけど。

良いんです、これは私の備忘録ですから!

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時之栖と書いて、「ときのすみか」と読むらしいです。
2020年の4月にオープンした、まだ新しい施設。
以前はこの場所に「田上温泉センター」と言う温泉銭湯があり、そこがリニューアルした感じですね。
田上温泉センターには以前一度だけ入りに来た事がありますが、ホームページの更新をサボっていた時期なので、レポートはありません。。。

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この日は鹿児島市内で遊んで、紅鮭実家に帰る途中で立ち寄りました。
到着したのは18時45分頃。
かなり人気があるようで、駐車場は満車。

誘導の人に第二駐車場があると聞き、そちらに停めました。
第二駐車場は川を挟んだ住宅街の中、ちょっと手狭で入れにくいです。

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訪れた時間が夜中だったのでハッキリとは見えませんでしたが、なかなかお洒落な建物です。

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入ってすぐの所に待合所兼キッズスペースのようなものがありました。
銭湯価格ですが色々と充実していて、使い勝手は良さそうです。

受付には混雑状況の目安がありました。
なかなか面白い仕組みです。
でも、初見だとMAX状態が分からないので、いまいち参考にはなりません。
とりあえず、女湯よりも男湯の方が混んでいるって事だけは分かりました。

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で、脱衣所に入ってみたのですが・・・
すごい大混雑。
ただでさえロッカーがギュウギュウに詰まっていて通路が狭いので、仮に一人だったとしても手狭に感じそうなスペースしかありません。
そんな所に大人数がいるもんだから、普通に服を脱ぎ着するだけでも隣の人とぶつかります。
この造りはちょっと頂けないなぁ~・・・

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脱衣所が混んでいるわけですから、浴室も大混雑です。
立ち込める湯気と人だかりで視界不良。まぁ、それは良いとして、残念なのは強烈な塩素臭。
湯使いは加水、加温、塩素、循環です。

今更突っ込むのもだけど、入浴に適した温度にするためという理由で加水しつつ、何故か加温している施設って多いですよね。ここもそのひとつ。
源泉温度が43.9度で理想的な温度です。
使い方次第でお湯は冷めますので、加温が必要になる事があったとしても、温度調整の為の加水は要らない筈なんですけどねぇ~

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内湯はジャグジーとジェットバスの併用で、落ち着ける所がありません。
肌触りは少しツルツルします、炭酸イオンが22mgあるので、そのお陰かな?

露天風呂は岩風呂で、テレビがついていました。
当然ながらここも大混雑 & 強烈塩素臭。

唯一良かったのは、露天風呂の一角にあった、おひとりさまサイズの檜風呂です。
ジェットもジャグジーも無いので、落ち着いて入れます。
温度は高めで44度位かな? 塩素臭とは別の、クレゾール系の臭いがします。稀にこういう臭いの源泉ありますけど、ここの場合は、う~ん、多分ですけど普通に消毒臭でしょうね。

お湯に浸かると湯舟からザバーっとオーバーフローするので、ここだけ掛け流しなのかと期待しましたが、湯舟から出ると水位が下がった事を検知して湯口の勢いが全開になるので、恐らく循環でしょうね。
でも、他の湯舟の湯使いが悪かった分、とても気持ち良く感じます。

これの隣に水風呂があったので、体が火照ったら一気に冷ます事が出来るのも嬉しいです。
女湯では紅鮭達が子供達の面倒を見ていて、髪を乾かしたりで時間が掛かりそうですし、すぐに出る訳にも行きません。
檜風呂と水風呂を何度も行ったり来たりして、時間をたっぷりと潰しました。

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新しく出来た施設なので綺麗ですし、内湯と露天に各種浴槽やサウナなど充実していますし、貸切風呂もあります。
銭湯として考えた場合、人気があって、利用者が多いのは理解出来ます。

でも、温泉として考えると、鹿児島なのにコレかぁって言うのが、温泉マニアである私の正直な感想です。
もっと湯使いが良い所は幾らでもあるんですけどね~
普通の人からしたら、硫黄臭と塩素臭の違いなんて、分からないのかもなぁと、ちょっと悲しくなります。

紅鮭の実家に近いのでいつでも来れそうですけど、私は少し遠くても大黒温泉が好きです。
もしかしたら、混雑していない時間帯に来ていれば、もう少し違った印象になっていたかも知れませんね。

鹿児島にも色んな温泉があるんだなぁと、改めて実感出来た一湯です。

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2023年 1月3日 - 初訪問・日帰り入浴

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