アルカリ性単純温泉?
(成分表掲示無し)
鹿児島県川辺郡川辺町平山6180
0993-56-2063
男女別内湯 ・ サウナ
360円
14:00 – 22:00
変わった建物の温泉と言うことで、温泉チャンピオン郡司さんの著書でも紹介されている「川辺温泉」、前々から行きたいと思っていた施設のひとつです。
鹿児島市内から比較的近く、行きやすい場所なのですが、今までその機会がありませんでしたが、今回やっと訪れる事が出来ました。
ナビに案内されるまま車を走らせると、あったあった、明らかに「変」な建物が一軒。
まるで倒壊しているのではと思わせるその造りは、銘木をふんだんに使った、変わった建物です。
すぐ近くには職業訓練所があり、もしかしたらそこと何かの関係があるのかな?
内部も入ってびっくり。
受付、脱衣所までのアプローチ、脱衣所、どこもかしこも銘木だらけ。
仏像なんかも彫られており、何だコリャって感じです。
思わずじっくり魅入ってしまいます。
さて、浴室はと言うと、外観や脱衣所のつくりから一変、コンクリート造りの岩風呂になっており、雰囲気が全く違います。
入って右手にサウナがあり、左手側から、水風呂、熱湯浴槽、適温浴槽と並び、浴室の中央には掛け湯用の小さな湯船がありました。
まずは適温浴槽。
42度ほどの入りやすい温度で、無色透明、無味微々硫黄臭のお湯が張られています。肌触りは少しだけツルツルする、柔らかい入りやすいお湯で、薄暗い浴室もあいまって、じっくりと入っていると妙に落ち着けます。
湯口のお湯を口に含んでみたところ、ごく僅かに硫黄味がしました。
あまり個性的とも言えないお湯ですが、結構好きです。
続いて熱湯浴槽。1人がゆったり入れる程度に小さなもので、44度ほどの熱めのお湯が張られてました。お湯は適温浴槽と同じものです。
すぐ隣に水風呂があるので、水風呂と熱湯浴槽を行ったり来たりしながら、結構な時間を費やしてしまいました。
ふと、適温浴槽の湯口を見ると、先ほどまで何とも無かったのに、如雨露のような噴水状態になっていました。
思わずニンマリ。いつの間にこんな状態になったのでしょう。
この不思議湯口を見ながら入浴していたら、更なる時間が過ぎていってしまいました。
変わったつくりの建物は一見の価値があります。
近くを訪れた際は、ぜひとも訪れて欲しい一湯です。
2006年 10月4日 - 初訪問時のレポート
2007年 10月7日 - 再訪
相変わらず凄まじい外観です。
ただ、今回は残念ながら、お湯が完全に張られておらず、浴槽内で無理矢理寝湯するような感じになってしまいました。
まぁ、ココは、お湯と言うより、外観を楽しむ所だと思っていますので、これはこれでも構わないかな?
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