川内高城温泉 鹿児島県

竹屋旅館 (川内高城温泉) ★4.5

単純硫黄温泉
(混合泉) 52.1度 / ph9.2 / H17.6.2
Na+ = 71.7 / K+ = 1.0 / Nh4+ = 1.1 / Ca++ = 1.0
F- = 1.2 / Cl- = 2.0 / HS- = 6.1 / S2O3– = 1.0
SO4– = 6.7 / HCO3- = 101.3 / CO3– = 40.2
H2SiO3 = 31.5 / 総計 = 264.9mg

鹿児島県薩摩川内市湯田町6483
0996-28-0015
男女別内湯
300円
6:00 – 21:00

私が大好きな、川内高城温泉。念願の再訪を果たし、今回も小規模旅館に入りたいと思い、温泉街を歩いていたところ、目にとまったのがここ、竹屋旅館さんです。
川内高城温泉で有名な公衆浴場「川内岩風呂」を所有している老舗旅館だそうです。
ちなみに私は、川内岩風呂に入った事無いのですけどね。まぁ、川内高城は好きな温泉地ですので、いつの日か再訪時に入る機会もあると思いますが・・・

その竹屋旅館。入ろうとすると、一匹の猫が寄って来ました。何だかとても人懐こいです。私は、旅館の前で猫と戯れてから中へ。
遊び足りない猫は、玄関の外で待ちぼうけ。

玄関でごめんくださいと声を掛けると、お若いご主人が出てきました。
お風呂をお願いすると、「しばらく誰も入っていないから、熱ければご自分で調整して下さい」と言いながら、浴場まで御丁寧に案内してくれました。

お風呂はタイル張りで浴室中央に湯船があります。湯船は何の変哲も無い長方形なのですが、妙に味があって私好みです。
湯船は2つに仕切られており、湯口は奥にありました。奥の湯船は湯口のお湯でさざ波立っていますが、手前の湯船は、まるで鏡のように波が立っていません。
しっかり掛け流しのようで、手前の湯船から静かにお湯が溢れています。
何だか神々しい光景で、このお湯を揺らす事が勿体なく感じてしまいます。
暫くお湯に手をつけず、鑑賞してしまいました。

お湯は、手前の湯船で46度あります。誰も入っていなかっただけあって、流石に熱いです。湯口がある奥の湯船は、50度あるかないかの熱湯です。手を入れてみましたが、5秒でギブアップです。
まるで私が入るのを待っていてくれたようなお湯は、鮮度抜群です。透き通るような透明のお湯で、ごく微量に白湯花が舞っています。
お湯からは甘い硫黄臭が香ってきて、肌ざわりのツルツルも確認出来ます。
熱いお湯なので、しばらく入っていると、肌がヒリヒリするような感触に襲われます。でもこのお湯は気持が良い!一度入ったらなかなか出たくなくなってしまいます。

お湯から上がって、湯船の脇で涼むのも、至福のひと時です。じっとしていると汗がとめどなく流れ、それを掛け湯で洗いながすのですが、その都度幸せを感じる事が出来ます。
どうやら女湯にお婆ちゃんが入ってきたようで、紅鮭とお話を始めました。

あぁ、ちょうど良いや。これで長湯出来る。そんな事を考えながら、ボーっとして、暫くたった時、突然私の携帯がなりました。
電話を出てみると私の青森の友人で、来週の湯めぐりについてでした。

「今大丈夫?」と聞かれて、「大丈夫」と返事。いや、余りの気持ち良さに、意識が飛びかけていたので、むしろグッドタイミングでした。(笑)
鹿児島と青森、とんでもない離れた場所の2人が、温泉の話をする。うーん、なんか面白いシチュエーションです。
浴室で話をすると声が反響するので、脱衣所に避難して話をしていたのですが、お陰で体が程良く冷えて、お風呂から上がる事が出来ました。

浴後、竹屋旅館のご主人とお婆ちゃんにお礼を言って、玄関の外に出ると、私の事を待っていたのか、先ほどの猫が私のもとに寄って来ました。
湯あがりに一休みしたかった私は、猫と暫く戯れて、時間を掛けて体力の回復を待つことが出来ました。

良いお湯と可愛い猫、両方に癒されて、とても印象の良い湯浴みを楽しむ事が出来ました。
やっぱ川内高城は良いなぁと、強く再認識出来た、素晴らしい一湯です。

2009-5/2

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