鹿児島県

さがら温泉 (宮之城温泉) ★4.5

硫黄泉
46.5度 / ph9.0 / H5.4.15
Na+ = 94.7 / K+ = 1.5 / Nh4+ = 0.5 / Ca++ = 1.6
F- = 2.8 / Cl- = 10.7 / HS- = 3.7 / SO4– = 8.7
HCO3- = 173.9 / CO3– = 36.0 / H2SiO3 = 34.3
成分総計 = 368.7mg

鹿児島県薩摩郡さつま町湯田1366-39
0996-55-9528
男女別内湯
100円
営業時間 要確認

宮之城温泉の一角にある、食堂に併設されている温泉です。
見た目には完全に食堂で、「寿司割烹さがら温泉」「定食の店さがら温泉」などと書かれており、ぱっと見、温泉なのか食い物屋なのか分かりません。
答えは、温泉と食堂、両方なんだから、何だかちょっと微笑ましいですね。
私が訪れたのは2時をちょっと過ぎた頃でした。お腹も減っていたので、食堂に入ると、なんと、椅子が全てテーブルに乗っており、やっていない様子です。
暫くして旦那様が出てこられたので聞いてみたところ、お昼タイムは1時30分までだそうで・・・
残念っ!
ともあれ、お風呂だけでもと言う事で入れていただきました。

お風呂は食堂裏手にあり、男女別の内湯があります。
共同浴場のような小さな浴室には、やはり少し小さめの湯船がひとつあります。
お湯は独自源泉との事。無色透明で、所々白湯花が舞っており、少し生臭いような硫黄臭と石膏臭?がする、なかなか個性的なお湯です。
新湯投入量が結構多く、浴槽内のお湯は少し熱めになっていました。
湯口は無骨なパイプむき出しで、その上に飲泉用のコップが置かれています。
お湯を飲んでみたところ、甘い硫黄の味がしました。
ちなみにこの湯口、以前はライオンのレリーフが付いていたそうですが、いつの間にか外れてしまったようですね。
女湯の方はしっかりライオン湯口だったそうです。
肌触りがツルツルする気持ちが良いお湯で、汗だくになりながら、じっくりと入ってしまいました。

さて湯上り。待合所にはタンクに麦茶が入っており、自分で注いで自由に飲むことが出来ます。
汗だくになってしまったので、1杯頂いたのですが、何とも嬉しい心遣いです。
それでたったの100円なんだから・・・安すぎて、申し訳なくなってしまうほどです。
こう言う素晴らしい所、いつまでも残っていて欲しいですね。

次回宮之城を訪れる際も立ち寄りたい一湯です。
その時は、是非、お食事の方も頂きたいものです・・・

2006-10/6

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