ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
(混合泉) 31.1度 / ph6.0 / H14.6.3
Na+ = 696.6 / K+ = 37.6 / Mg++ = 78.3 / Ca++ = 108.2
Fe++ = 14.2 / Cl- = 940 / SO4- = 167.2 / HCO3- = 888.4
H2SiO3 = 188 / HBO2 = 20 / CO2 = 627.4
成分総計 = 974.9mg
鹿児島県姶良郡蒲生町米丸3275
0995-52-0248
男女別内湯
360円
9:00 – 18:00
姶良ICを降りて車でおよそ15分。蒲生町中心部から少し外れた所にある小さな温泉です。
どうでも良いですが、途中に「日本一の大楠」の看板がありました。
ネットで調べてみたところ、かなりでっかい楠みたいで・・・
今度行く機会があればチラ見してこよう。
さて、米丸温泉。かなり鄙びており、レトロチックな温泉銭湯です。
中に入ると、和服の若い女将さん?が受付におられ、爽やかな笑顔で対応して下さいました。浴室は広々とした休憩コーナーの奥にあります。
何だかとっても昭和チックで癒されます。
浴室もとてもレトロです。シンプルに浴槽がひとつあるだけの、まるで共同浴場と言う造り。壁面の富士山のタイル絵が素晴らしい。
温泉成分のせいか、タイル部分が赤茶色に変色していました。
お湯は緑がかった土色に濁ったもの。源泉温度は31度と低いのですが、浴槽内でお湯を沸かしています。私が入った時は手持ちの温度計で46度でした。結構熱め。
金気臭と潮臭、炭酸臭の混じったような感じの複雑な臭いがします。
ズッシリと重い力強さを感じるもので、泉質と温度のダブルパンチで、一気に茹りました。
ちなみにココ、湯口を捻ると非加熱の温い源泉が出てきます。通常は湯口が閉まっているのですが、入る人が自分で温度調整をする仕組みです。
46度は少々熱すぎなわけで、源泉をドバドバと注ぎ足し、43度位にしたところ、丁度良い温度で気持ち良く入浴することが出来ました。
源泉を口に含んでみたところ、塩分、ダシ味、金属味、炭酸味、渋みがある、何と表現すれば良いのか良く分からない味がしました。なかなか個性的ですね。
これで非加熱の源泉浴槽があれば最高なのですが、これは望みすぎかな?
新施設を建設していると言う話も聞きます。
どんな感じになるのでしょうね。
地元の方に愛される温泉、いつまでも頑張って守り続けて欲しいものです。
2006-10/8
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