炭酸水素塩泉
47.9度 / ph6.7 / H7.11.27
Na+ = 170.1 / K+ = 33.9 / Mg++ = 56 / Ca++ = 61.8
Fe++ = 1.2 / Cl- = 125.2 / SO4– = 44.3 / HCO3- = 732.4
H2SiO3 = 195.4 / 成分総計 = 1567mg
鹿児島県霧島市牧園町三体堂2555-99
0995-76-2229
男女別内湯
100円
7:00 – 21:00
国道223号線から少し入った所にある共同浴場です。
こちらで入浴出来るお湯は、「飲む温泉水」として販売されている「福寿鉱泉水」としても販売されております。
鉱泉とあるので沸かしかと思いきや、成分表によると源泉温度が47.9度もあり、立派な温泉です。飲料水の名前が「温泉水」ではビックリするわけで、敢えて「鉱泉水」と表記したのかも知れませんね。
入浴料は僅か100円。お風呂代がとっても安い鹿児島ですが、100円はその中でも特に安いです。
それに、ただ安いだけではなく、お湯が良いせいか、ひっきりなしに入浴客が訪れていました。
建物はいかにも共同浴場と言った造りで、男女別のお風呂にそれぞれ脱衣所と浴室がついたとても簡素なものです。
共同浴場建物脇には有料の休憩所と売店なんかがありました。
浴室には3~4人入れるコンクリート製の湯船と洗い場が数人分、一人用と思われる水風呂がひとつありました。結構狭いですが、使い勝手は悪くありません。
さて、肝心のお湯ですが、ほんのり白く濁るもので、ちょっと熱めです。
僅かな金気臭と、炭酸水素臭とでも言うのでしょうか、炭酸系の生臭さを感じるもので、静かな自己主張をするお湯です。
肌触りはシットリとして、お湯から上がるとサッと汗が引き湯切れが良く気持ちが良いです。
熱い湯船と水風呂を行ったり来たりしながら、時間をかけてじっくりお湯を堪能できました。
当たり前のように温泉があり、そしてそれを飲料水として販売までしてしまう。
鹿児島の人たちって、本当に温泉が好きなんですね。この福寿温泉を見ていると特にそう思えてきます。
今後も良いお湯を守り続けて欲しい、応援してあげたい一湯でした。
2006-10/8
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