
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
(湯河原町 温第22号泉) 82.8度 / ph8.4
Na+ = 467 / K+ = 26.1 / Ca++ = 158
Cl- = 644 / SO4– = 479 / HCO3- = 55.2
H2SiO3 = 130 / 成分総計 = 1981mg
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上610
0465-62-2206
男女別内湯
200円
8:00 – 21:00
湯河原にある、温泉ファンの間でも有名な共同浴場です。
前々から気になっていた存在ではあるものの、そもそも神奈川とか静岡とかそっち方面に行く事がなかなか無く、今まで未湯のままでした。
今回、たまたま取れた伊豆の会社保養所に向かう途中、立ち寄りで利用する事に。
事前調査の通り、かなり奥まった細い路地の先にあります。
大きなホテルなどが立ち並ぶ湯河原にあっても、このままねの湯の一帯は時代から取り残されたような湯治場風情を良く残しており、歩いているだけでも楽しい一角です。
さて、到着したままねの湯。旅館の半地下のような場所にあります。どうやら共同浴場とはいえ、旅館が管理している浴場のようですね。
入浴料は200円と、ちゃんと共同浴場プライスしています。番台不在の場合はカウンターにお金を置いておくそうで、紅鮭の分とあわせて400円置いて中に入りました。

さて、浴室ですが、簡単な洗い場と、浴室の真ん中に湯船が一つあるだけ。
とてもシンプルな造りをしており、当然ですが、備え付けのシャンプーなどはありません。皆さんお風呂セットを持参で利用されています。
お湯は無色透明のもので、湯口は浴槽内部にあり、静かにお湯が湛えられています。
とても熱いと聞いていたので、覚悟して入ったのですが、45度程度と思われ、それほど熱くはありませんでした。居合わせた常連の方曰く、今日は随分と温いそうです。
お湯の感触は殆ど特徴が無いもので、僅かにシットリ感を感じる程度です。日常的に利用する分には良さそうですね。
ただ、気のせいかも知れませんが、お湯からごく僅かながら薬品臭がしたような気がします。
うーん、塩素は入れてないと思うんだけどなぁ。
浴槽清掃した時の臭いが残っているんでしょうか。少し気になりました。
なかなか気持ちよく、少し長湯してしまったので、湯上りは汗だくになってしまいました。
路地に置かれたベンチで涼んでいると何とも幸せな気分になります。
ここはこのままの風情で残っていて欲しいですね。
いきなりなくなる事は無いと思いますが、いつまでもこのままの風情であるかも分からないので、行けるうちに行っておいた方が良いと思います。
温泉ファンであれば一度は訪れてみて欲しい一湯です。
2006-6/24
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