長野県

共同浴場 衣温泉 (上諏訪温泉) ★4.5

単純硫黄泉? (分析表無し / 矢鱈古いのはあったけど・・・)

長野県諏訪市小和田南3-18
男女別内湯
200円
営業時間 : 不明 (朝早くから夜遅くまで)

上諏訪温泉は、別府についで、日本で2番目に共同浴場が多い温泉地として知られています。
その数、80を越えるとも言われ、街中のいたるところで共同浴場を目にします。
しかし、外来の人間が入れるお風呂は、その中でも両手で数えられる程しかありません。
殆どが地元住人専用だったり、年間入浴料を支払った組合員だけしか入れない、所謂、ジモ専と呼ばれる浴場ばかりです。
事実、探しても居ないのに共同浴場がアチコチで見つかってしまい、入り口を確認すると、「組合員以外の入浴を禁ず」と言う張り紙があり、落胆して肩を落とす事が多々あります。
「ケチィ!」とか言いたくなりますが、ま、皆さんが大切にされているお風呂、こちらの都合で文句を言っては駄目ですよね。わかってはいるけど、実に歯痒いです。

そんな上諏訪温泉にあって、この「衣温泉」は、私のような余所者でも、暖かく出迎えてくれる、とても貴重なお風呂なのです。
住宅街の一角と言う、なかなか分かり難い場所にありました。
普通に探していたのでは見つけづらいでしょうが、事前に場所をちゃんと確認していったお陰で、難なくすぐに見つける事が出来ました。
なんと、駐車場(1台分、夜間は2台分に増える)まで用意されていて、使い勝手も非常に良い印象です。
入浴料は200円です。無人の番台にお金を置いて、早速利用させて頂きました。

お風呂は内湯のみで、簡単な脱衣所があるだけの、とてもシンプルなものです。
いかにも共同浴場って言う感じの、年季を感じる鄙びたお風呂で、タイル張りの湯船が一つありました。
湯船には緑色の透明なお湯が張られており、浴室の雰囲気にマッチして、神々しいまでに美しい風情を醸し出しています。
浴槽はお湯の中で2箇所に仕切られており、それぞれに温度差が出るような造りをしています。
湯口は2箇所ですが、湯口からお湯は出ていませんでした。

入浴した印象は、僅かに肌触りがツルツルして、優しい硫黄臭がする気持ちが良いものです。
湯口を捻ると、とても熱いお湯がドボドボと注がれました。
どうやら、出しっぱなしにしておくと、温度が高くなりすぎてしまうので、利用後は蛇口を止めてから上がるのがルールみたいです。

想像していたよりも濃いお湯です。
湯口付近で臭いを嗅ぐと、硫黄臭以外にも、月岡温泉のような、アブラ臭に近い臭いがします。
ただ、月岡の濃さには遠く及びません。
言うならば、咲花温泉を少し薄めたような感じのものです。
湯口付近には飲泉用のコップが置かれており、口に含むと、硫黄の苦味がある、しっかりと特徴を感じるものでした。

いやぁ・・・こんな良いお湯が、街中で湧いているとは意外です。
上諏訪温泉は過去に何度も通過しており、あまりチェックしていなかっただけに、正直ビックリしました。
近所に住んでいる方々が羨ましくてなりません。
しかも、ここに限らず、至る所に地元民しか入れない共同浴場があります。
ウラヤマシイを通り越して、悔しくなってしまうので、考えたくもありません。(笑)
温泉好きにとっては、理想郷のようなところだと思います。

この衣温泉、駐車場もあるし、風情、お湯、共に申し分ないので、本当にオススメ出来ます。
近くを通過する際は、フラリと立ち寄りたい一湯ですね。
上諏訪温泉、素晴らしいの一言です!

2006年 9月24日 - 初訪問時のレポート

2009年3月14日 - 再訪

再訪しました。夜遅く、終了間際に利用したので、お湯は少し劣化気味でしたが、良いお湯はそのまま顕在です。湯口を捻ると気持ち良い源泉がドバドバ注がれ、好みの温度に調整出来ます。
ここは、男湯と女湯の壁があまり高く無いうえに、天井も高く、男湯と女湯での声の通りがとても良いのです。
他に利用者がおらず、この日はココの次に他へ行く予定が無かったので、女湯側にいる紅鮭と話をしながら、ゆっくりと湯浴みを楽しみました。

またフラっと立ち寄りたい一湯です。

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