宮城県鳴子温泉

ゆさや旅館(鳴子温泉) ★4.0

含芒硝-硫黄泉 (含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉)

宮城県玉造郡鳴子町字湯元84
内湯×2 (男女入れ替え制)
0229-83-2565
日帰り : 500円 (湯巡りシール2枚)

2020年5月追記、現在は日帰り入浴を受け付けていないようです

鳴子温泉の共同浴場、滝乃湯に隣接する場所にある旅館です。
とても歴史がある旅館らしく、うなぎ湯で有名との事です。駅から多少離れた(といっても徒歩5分位ですが)場所にあるのですが、滝乃湯が隣という事もあり、私が訪れた時は宿周辺は非常に多くの人が行き来していました。

さて、まず中に入ると、なかなか渋い、和風旅館の佇まい。
フロントで受け付けを済ませ、いざお風呂へ。

ゆさや旅館には浴場が2箇所あります。両者隣り合っているのですが、一つは湯船が2つあり広々とした大浴場で、もう一つは湯船が一つしかない、かなりこじんまりとした小浴場です。
時間によって男女別に入れ替えているらしく、私が利用した時は小さい方が男湯でした。大きい方はとても趣のある湯船と聞いていたので、少し残念。

さて、その小さい方の浴場ですが、脱衣所は3人でギリギリ、4人だと窮屈を感じるであろう程度の大きさです。
浴室は脱衣所に相応の大きさで、カランが2箇所と、その奥に畳1.5枚分程の大きさをした湯船が一つ。こちらも4人同時に利用するとちょっと居心地が悪いであろう広さです。

湯船にはエメラルドグリーン色をした透明のお湯が張られています。
掛け湯してまず最初に感じた事は、結構ヌルヌルするお湯だと言う事。
ちなみにここのお湯の源泉名は、「新うなぎ湯3号」だそうです。
なるほど納得。
臭いは強めの硫黄臭で、灰色の湯花が所々舞っていました。
飲むとかなりの苦味を感じる硫黄味。あんまり美味しくはありません。
多少熱めな温度設定だった為、あまりゆっくり入っている事は出来ませんでしたが、なかなか気持ちの良いお湯でした。

なお、小浴場で一生懸命満足感を味わっている私をヨソに、私の彼女は大浴場の方で2箇所の風情ある湯船を堪能していました。
彼女曰く、大浴場は20人入っても窮屈さが無い程にゆったりとした広さで、風情ある五角形の湯船と円形の湯船が2つあったとの事。
源泉は同じらしいのですが、五角形の湯船は、それはもう、凄いうなぎ湯だったそうで、ヌルヌル感が非常に強く、心地よかったと申しておりました。
うーん。クヤシイ!自分もそっち入りたかった!


(下写真は彼女撮影。大浴場にある、2つの風情ある湯船です。)

2005-3/20

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