千葉県

嵯峨和(養老温泉) ★3.5

ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉

千葉県夷隅郡大多喜町葛藤20番地
男女別内湯
0470-85-0321
入浴 : 500円
営業時間 ~ 17:00頃まで (要確認)

養老温泉は千葉県の房総半島中央部にある、山間の温泉地です。
前回訪れたのが2004年の3月だったので、およそ1年半ぶりに行って参りました。

今回利用したのは、養老温泉でもほぼ中央部に位置する旅館、「嵯峨和」です。
別に、どうしてもここに来たかったと言う理由は無く、ただ単に「安いから」という理由だけで決めました。
実際、他の施設の入浴料が軒並み800円~1000円のところ、嵯峨和では500円で利用する事が出来ます。
私の場合、彼女と一緒に利用する事が多い為、例え300円の差でも倍額の600円も支払わなければならず、安いと言う事は素直に助かります。
旅館内部ですが、とても家庭的な印象を受ける、アットホームな造りをしています。
お風呂は内湯のみで、ちょっと奥まった所にありました。

浴室は広からず狭からずで、浴槽一つとカラン5~6人分が用意されています。
湯船に張られたお湯は、養老ならではのコーヒーを薄くしたような焦げ茶色をした黒湯で、浴槽の底は見えません。
湯口から物凄い勢いでお湯が溢れているのですが、どうやらこれは循環しているようでした。
臭いは若干のモール臭と、塩素の臭いが混じっています。
肌触りはしっとりツルツルする感じで、決して悪くは無いのですが、塩素特有の肌チクチク感が襲ってくる、お世辞にも新鮮と言えるお湯ではありませんでした。

さて、一通り湯船に浸かり、体を温めた私。
体に塩素を付着させたままあがるのは嫌だったので、カランで頭でも洗おうかと思い、シャワーを使ったのですが、なんと、シャワーからも黒湯の温泉が出てきました。
まぁ、カランから温泉が出る施設は珍しくも無いのですが・・・期待していなかっただけにちょっとビックリ。
肝心のお湯の質ですが、浴槽内で塩素循環されたお湯とは雲泥の差で、こちらは甘いモール臭と僅かに硫黄臭の混じった、とても新鮮で気持ちが良いお湯です。
塩素投入されているような感触も無く、なかなか気持ち良いです。
嬉しくなってしまった私は、浴槽がある事を忘れ、シャワーのお湯を暫くの間堪能させて頂きました。

「カランに温泉を使う余裕があるなら、浴槽のお湯を塩素循環なんかせずに、掛け流してよ・・・」と、思うのは、きっと私だけでは無い筈。
でも、どこからであろうが、新鮮なお湯が「ちゃんと出てくる」だけでも有難いです。
値段も安いし、近くに行く機会があったらまた寄るかも知れません。

2005-7/23

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