鉄鉱泉?
東京都豊島区西池袋3丁目7-3
03-3981-6635
男女別内湯
450円
15:00 – 23:30 月曜定休
池袋の駅からそれほど離れていない、住宅街の一角にある温泉銭湯です。
この付近はよく車で通る場所なのですが、まさかこんな所にあるとは驚きです。
銭湯の近くには駐車場もあり、40分200円で、住宅街だからでしょうか、都内としては安い方です。入り組んだ場所にあるので、車で行くことはお勧めしませんけどね。
外観はなんとも痺れる素敵な造りをしています。「桃仙温泉」と書かれた看板が素敵です。
まさかこんな街中にって感じがします。
番台でお金を払い中へ。当然男女別な訳ですが、よくある男湯と女湯の天井が繋がっているタイプではないので、「おーい、出るよぉ~!」とかは出来ません。
場所柄でしょうか、脱衣所はとてもこぢんまりとコンパクト。5人も同時に利用したらお互いがぶつからないように気遣う必要があります。
この脱衣所、なんと珍しい事に、階段で2階に上がることが出来ます。
どうなっているのだろうと、2階部分に上がってみたところ、灰皿などが置かれた簡単な休憩スペースになっていました。
ちなみに女湯側も同じ構造のようで、そちらはドライヤーなどが置かれているそうです。
紅鮭曰く、プチ美容室だったそうな。
浴室は勿論内湯のみです。こちらも脱衣所と同じく、とても小ぢんまりした造りをしています。
洗い場が数人分と、湯船が2つ。入って左手側が真水を沸かした非温泉で、ジェットバスになっています。
お目当ての温泉は右側で、茶褐色のお湯がジャグジーされています。
鉄鉱泉だそうで、こちらも沸かしです。
勿論私が入ったのは、茶褐色の鉱泉の方です。
3人入るには少々手狭な感じの小さな湯船で、ジャグジーで少々落ち着かないのが難点。
お湯はシットリする肌触りで、僅かに金気臭がしますが、それ以上に塩素臭がキツイです。
この塩素臭、浴室内に充満しており、この鉱泉から臭うのか、最早判別不能です。
まぁ、東京の銭湯には塩素臭がセットですので、気になりません。
湯口の一角には蛇口があり、ひねると、鉱泉の源泉がドバドバ出てきました。
臭いはほんのり金気臭で、ペタペタする肌触りがあります。口に含むとしっかり金気味がしました。
余談ですが、タイル画が秀逸です。
ナントもまぁ、セクシーですねぇ。この絵は男湯だけのサービスのようで、女湯側は普通に富士山とかだったのだそうな。
しかし、このタイル絵、左右の大きさが・・・あ、いえ、何でもございません。
池袋の喧騒が嘘に感じてしまうような、不思議な温泉銭湯です。
いつまでもこの場所で営業を続けていて欲しいと思いました。
2008-7/2
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