酸性・含硫黄-アルミニウム- 硫酸塩・塩化物温泉
(源泉名:湯畑) 55.7度 / ph2.08 / 4437L
Na+ = 43.5 / K+ = 13.5 / Ca++ = 72 / Fe++ = 15.13
Al3+ = 45.2 / Cl- = 305 / SO4- = 654 / HSO = 183
H2SiO3 = 246 / HBO2 = 7.09 / H2S = 8.8
蒸発残留物 = 1640mg
群馬県吾妻郡草津町草津366
0279-88-3394
男女別内湯 ・ 貸切風呂
800円
営業時間 要確認
草津温泉の湯畑から徒歩10秒、日新館併設の茶房「ぐーてらいぜ」の目の前にある旅館です。
一等地にあるので、目の前を何気なく通過されている方も多いのではないでしょうか。
和風建築でとても落ち着いた感じのするお宿です。和風村の内湯巡りで利用させて頂きました。
16時近くになってお邪魔したのですが、たまたま宿泊客で利用されている方がおらず、快く受け入れて下さいました。
こじんまりとした旅館ですが、なかなか良い雰囲気のところです。
お風呂は男女別の内湯と、貸切風呂があるのですが、和風村内湯巡りで利用出来るのは男女別の浴室だけです。貸切風呂は一人1000円払えば使う事が出来るみたいですね。
さて、浴室ですが、イマドキの旅館のお風呂にしてはとても地味で、正直なところ、「アリャ?これだけ?」と言った程度の広さです。
お湯は僅かに青味がかっているものの、透明な湯畑からの引き湯で、見た目の特徴もありません。
こうして書くと、全然良くないような響きですが、実はこのお風呂、とても気に入りました。
まずは鮮度。湯畑至近と言う事と、浴槽の狭さが幸いしてか、お湯がとても新鮮です。
湯畑で硫黄の香りが殆ど飛んでしまっているため、かすかにしか残っていませんが、ちゃんと硫黄の臭いがするのが嬉しいです。
肌触りもとっても良いですね。
次に、妙に落ち着ける浴室の造りです。共同浴場を少し広くしたような湯船は一人で入るにはちょうど良く、他に利用者がいなかったのでゆったりと寛ぐことが出来ました。
そして、極めつけは湯口です。なんと、温泉成分がガヂガヂになって固まっており、視覚的にもとっても良いお湯である事をアピールしてくれているのです。
「あれ?湯畑のお湯ってこんなに良かったっけ?」なんて事を考えながら、とても幸せな一時を過ごす事が出来ました。
これで料金が安ければもっと嬉しいのですが・・・
無料で入れる共同浴場が沢山あるので、ちょっと控えめで★3.5個です。
金額の事を考えなければ4つなんですが・・・
2006-4/22
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