単純温泉
（源泉名：竜王ラドン温泉）
39.4度 / ph8.0 / 掘削自噴 / 毎分130L / R1.9.25
Na+ = 380.3 / K+ = 9.5 / NH4+ = 0.4 / Mg+ = 6.9
Ca+ = 27.4 / Sr+ = 0.2
F- = 0.3 / Cl- = 467 / Br- = 1.4 / HS- = 1.6
HCO3- = 384.9 / SO4- = 6.7 / S2O3- = 0.3 / HPO4- = 0.2
H2SiO3 = 93.1 / HBO2 = 4.6 / CO2 = 520.9 / H2S = 0.2
成分総計 = 1906mg
山梨県甲斐市富竹新田1300−1
055-276-9111
男女別内湯・水風呂・ラドン吸引室？
大人770円 小人660円
10:00 ～ 23:00
国道20号線、甲州街道沿いの目立つところにある温泉です。
その名も竜王ラドン温泉。
「竜王」と聞くと初代ドラクエの魔王をイメージしますし、そのうえ「ラドン」ですので、かなり強そうに聞こえますよね。
もちろん名前の由来はドラクエなんかではなく、竜王と言うのはこの辺りの地名です。
JR中央本線の駅名にもなっています。
何故ここに来たかと言うと、私個人の話をしたら未湯だったからと言うのもありますが、この日一緒に湯めぐりをしていた温泉仲間のＫさんがこの温泉に入ると体の調子が良くなるそうで、Ｋさんの希望もあって行こうとなった為です。
普段温泉に入りまくっている私ですが、温泉に入って体の調子が良くなったって言う実感、正直あまり無いんですよね。
そういう話を聞くと、なんだかかえって新鮮に聞こえます。
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外観は少し年季入って見えますがなかなか立派です。
中に入ると怪しげな機械が鎮座していました。
「この装置からラドン入浴吸引室におくられています」との事です。
ラドン発生器なのかな？
それだけに限らず、中は少しＢ級入っていました。
お土産屋さんもありますが、日本語だけでなく英語など多言語で書かれています。
こんな所にインバウンド観光客来るのだろうか・・・？
お風呂はフロントからすぐの場所に入口があるのですが、気付かず真っ直ぐ歩いてしまいまいました。
ずらっと椅子が並んでいて、各椅子にはモニターがついています。
これ、一体なんなのでしょうか・・・？
この椅子が全部埋まる事はあるのかな？ （それはそれで異様な光景になりそうでちょっと見てみたい）
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浴室内は今時のご時世よろしく、撮影禁止でした。
男女別で内湯のみで、洗い場の他には通常浴槽と水風呂、ラドン吸引室なるものがあります。
まずは通常浴槽。湯使いの詳細は分かりませんが、恐らく掛け流しと思われます。
僅かにウーロン茶のようなモール色で、透明、湯底はしっかりと見えます。
僅かに甘いモール臭と金気臭にも似た臭気があり、肌触りは僅かですがツルツル感もあります。
これはこれで良いお湯なのです。
特筆すべきはラドン吸引室のお湯です。
このラドン吸引室、謎の装置によって発生したラドンを吸引するためか、サウナのような密室になっています。
サウナと違うのは吸引室内には湯舟があり、普通に入浴が出来るの事です。
敢えてそのようにしていると思われますが、かなり湯気蒸していて、正直ちょっと息苦しい・・・
ただ、そこのお湯は絶品で、モール臭とは別にハッキリと分かる甘い硫黄臭がします。
肌触りはツルツル、しかも結構な泡付きもあります。
元々の源泉が泡付きあるのか、ラドン発生器による人工的なものなのかは、正直良く分かりません。
私は今のところ体のどこも悪く無いので効果は実感出来ませんでしたが、健康に良いと言われたら、う～ん、確かにそうなのかな？ って気はしますね。
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素直な感想として、少し得体の知れない感じはありましたが、良いお湯でした。
いつまでも健康体でいたいと思いますが、いつの日かお世話になる事もあるかな・・・？
なかなか面白い温泉でした。
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2024年 7月8日 － 初訪問・日帰り入浴
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