酸性明礬泉
(源泉名:行人の湯) 69.9度
栃木県那須郡那須町湯本104
男女別内湯
組合員以外入浴禁止(宿泊客は入浴可)
5:00 ~ 23:00
那須湯本温泉の民宿街にある共同浴場、滝乃湯と河原の湯に久しぶりに入ってきました。
かなり久しぶりでしたし、以前は滝乃湯と河原の湯をひっくるめてレポートしていましたので、折角なのでこの機会に個別に改めてレポートしなおしてみます。
以前のレポートはこちら → 共同浴場 滝の湯 ・ 河原の湯(那須湯本温泉)
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当HPをご覧の方であればご存じだと思いますが、那須湯本で一般的に知られている共同浴場は3箇所あります。
ひとつはお金を払えば誰でも入浴が出来る鹿の湯。旅行雑誌などで那須湯本を取り上げる際には必ず紹介される、有名過ぎる共同浴場です。
残りの2箇所は、組合員しか入る事の出来ない滝乃湯と河原の湯。所謂ジモ専と呼ばれるタイプの共同浴場なので、雑誌などで紹介される事も少なく、知る人ぞ知る共同浴場です。
民宿街に宿泊すると鍵を借りて入浴する事が出来ます。
私は那須湯本には何度も訪れていますが、いつも雲海閣に泊まって、雲海閣のお湯だけを堪能し、満足して家路についてしまいます。
もう随分と長い事民宿街の共同浴場に入っていないなぁと思い出し、今回は民宿街の南月さんに宿泊する事にしました。
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南月さんで夕食後、鍵を借りて滝乃湯 → 河原の湯の順番で入浴。
滝乃湯は民宿街でも中心部のような場所にあり、立派な湯屋&竹で出来たお手製のライトアップでとても華やかな感じでしたが、こちら河原の湯は物凄く地味です。
久しぶりに来たので、目の前に来ても気が付かず、危うく通り過ぎてしまうところでした。
入口は施錠されているので、南月で借りた鍵で解錠します。
鍵は滝乃湯と共通で、なんと電子ロックなんですよね。機械にかざすとカチっという音とともに解錠されます。
この仕組みは15年以上前に私が初めて利用した時と変わっていません。
かなり古い見た目をした素朴な共同浴場ですが、妙な所がハイテクです。
少し薄暗い浴室には先客が1名、静かに入浴されています。
私も軽く挨拶をして、静かに入浴。
手前が熱めで45度前後、奥が温めで42度位でした。
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一晩明けて、翌朝。南月で朝食を食べた後に、折角の機会だからと、もう一度河原の湯を利用しました。
この時は誰もおらず、独泉状態でした。
夜中のうちに清掃が行われ、お湯が張り替えられたのでしょうか?
前日の夜に入った時よりもお湯が濁っていない気がします。
温めのお湯は42度、熱めのお湯は前日夜よりも少し高めで、体感温度ですが46度位あります。
使用されている源泉は、浴室内の掲示が正しければ行人の湯だそうです。
共同浴場の鹿の湯や、雲海閣をはじめとした各宿に引湯されている源泉は、鹿の湯源泉と行人の湯源泉の混合泉ですので、この河原の湯の源泉が行人の湯単独だとしたらかなり珍しいです。
でもまぁ、実際のところ、どうなんですかね?
鹿の湯+行人の湯の混合泉は各宿にも配管されています。わざわざ河原の湯の為だけに行人の湯オンリーの配管を長い距離かけて通すって、少し考えにくいんですけど・・・
滝乃湯は御所の湯源泉だそうで、少し薄くてアメリカンな印象を受け、「加水かな?そもそも源泉が違うのかな?」と言う、分かりやすい違いを感じましたが、河原の湯の方は、少なくとも薄いと言う印象はありません。
今までに何度も入っている雲海閣のお湯と同じような気がします。
いずれにせよ、とても気持ちが良いお湯です。
朝風呂にも関わらず、予定よりもゆっくりと湯浴みを楽しみました。
浴室全体の風情であったり、広めの浴室で使い勝手を重視するならば滝乃湯に軍配。
単純に泉質だけを重視するのであれば、河原の湯に軍配ってところです。
間違いなく言える事としては、どちらのお湯もとても気持ち良かったです。
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↓ 動画で撮ってみました
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個人的には、那須にきたらどうしてもお気に入りの雲海閣に行ってしまいますので、また当分の間は再訪する事が無いと思います。
きっと、10年後とかに、またふと入りに来るんでしょうね。
その時にどう変わっているのか、はたまた全く同じなままなのか、とても楽しみです。
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2021年 8月10日、11日 ー 何度目かの再訪時のレポート
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