単純硫黄泉
（吹上25号、26号、28号泉） 55.3度 / ph8.8
Na+ = 80.8 / K+ = 2.3 / Mg++ = 0.7 / Ca++ = 5.4
Cl- = 30.7 / F- = 9.4 / HS- = 19.9 / HCO3- = 143.4
CO3– = 15 / H2SiO3 = 36.4 / H2S = 0.4
成分総計 = 352.4mg
鹿児島県日置市吹上町湯之浦1208
099-296-3930
男女別内湯
280円
9:00 – 21:00
吹上温泉の中心部から少しだけ外れた所にある、吹上町営公衆浴場へ行ってきました。
老人福祉センターと併設されているのか、お年寄りの利用が非常に多い、吹上町の共同浴場的存在の施設です。
事前調査では250円だと思ったのですが、つい先日値上がりされたみたいで、280円になっていました。
鹿児島の入浴施設としては平均的な金額ですが、普通に考えれば充分すぎるほどに安いです。
内部は、簡単な待合室などもある使い勝手の良い物で、男女別に内湯があります。
鍵のかかるロッカーなどもあり、有り難い配慮ですね。
浴室は結構広々としており、洗い場数人分と、大きな湯船があります。
湯船は2つに仕切られており、広いほうに湯口があり、その湯船中央ではジャグジーされています。狭いほうのお湯は温めに調整されています。
広い浴槽と一部で繋がっており、そこからお湯が注がれる仕組みになっていました。
お湯はごく僅かに青白く濁って見えるもので、所々に白湯花も舞っており、湯底がぼんやりと霞んで見えます。
しっかりと硫黄臭を感じるお湯で、所々白い湯花が舞っていました。
なかなか気持ちが良いのですが、どうしても気になるのがジャグジー。
お湯が揺れすぎてしまい、どうにも落ち着かないのです。
仕方がないので、ジャグジーの無いぬる湯に避難するも、お湯の劣化は否めず、鮮度を取るか、波立たないお湯を取るかで、嫌な選択を迫られてしまいます。
正直、これはちょっと頂けません。
折角お湯が良いのだから、使い方も良くして欲しいですね。
もっとも、私以外の利用者は、そんな事をあまり気にしていないばかりか、ジャグジーを楽しんでいる様子すらありますので、単なる好みの問題として片付けられてしまいそうですが・・・
ともあれ、なかなか気持ちが良い一湯です。
吹上温泉には、立ち寄り可能な旅館が数多くあり、必ずしも訪れる必要は無い所なのかも知れませんが、気になる方は是非どうぞ。
2006-10/5
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