千葉県

湖水亭 嵯峨和 (亀山温泉) ★4.0

ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
(源泉名:? 自家源泉との事)
約20度 / pH?/ H21.1.6
Na+ = 587 / K+ = 25.6 / Ca+ = 10.7 / Mg+ = 5.3
Fe+ = 0.3 / NH4+ = 11.7
F- = 0.3 / Cl- = 593.3 / SO4- = 1.5 / HCO3- = 802.6
HPO4- = 2.6 / CO3- = 7.6
H2SiO3 = 68.4 / HBO2 = 2.8 / CO2 = 6.5
成分総計 = 2126mg

千葉県君津市笹614
0439-39-3222
露天風呂・岩風呂(男女入れ替え制) / 貸切風呂(別料金)
露天風呂・岩風呂 700円 / 貸切風呂 1500円
11:00 ~ 16:00

某ワークマ〇プラス 木更津潮見店でゆっくり買い物をして、折角千葉まで来たのだからついでに温泉めぐり。目指したのは亀山湖の畔にある亀山温泉ホテルです。
千葉には養老温泉をはじめ、良質な黒湯が点在しているのですが、亀山温泉ホテルのお湯も評判が良かったので、楽しみにしていました。

ところが、亀山温泉ホテルに到着してみると、玄関先には「本日は日帰り入浴を行っていません」との看板が!
ダメ元で聞いてみるも、丁寧にお断りされてしまいました。
代わりに訪れたのが、同じく亀山湖の畔にあるこちら、湖水亭嵯峨和さんです。「こすいてい さがわ」と読むそうです。

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こっちも断られてしまったらどうしようと不安でしたが、問題無く受け入れて下さいました。
受付の男性はとても感じが良く、お風呂までの場所も丁寧に説明して頂けて、とても印象が良いです。

館内の雰囲気も良いですね!
なんでも、猪鍋定食をはじめ、房総の味覚を楽しめるランチもあるらしいです。
写真で見る限りでは、とても美味しそうですし、金額もリーズナブル。
しかも、食事をしたらお風呂は無料で利用出来るとの事。
もう少し入念に下調べしていればランチとセットでお邪魔していました。
う~ん、残念。

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さて、肝心の温泉。
岩風呂(内風呂)と露天風呂があり、時間帯なのか日付なのかは未確認のため分かりませんが、男女で入れ替えて利用する仕組みです。
この日は露天風呂が男湯でした。

脱衣所で最初に気になったのは、成分表と一緒に掲示されていた温泉の説明。
とても濃い温泉である事が書かれていました。
自家源泉らしく、加温のための循環はされている様子。
千葉の温泉は冷鉱泉が多いので、加温と循環は覚悟していましたし、こればっかりは仕方が無いかな?
幸いにして塩素消毒はされていないみたいです。

露天風呂とは言っても、屋根で完全に覆われていて、ほぼ室内みたいな造りをしています。
ただ、とても太い梁が渡されている見事な屋根で、これはこれで見応えがありますし、目の前に亀山湖が広がっていて眺望も素晴らしいです。
開放感と言う意味では少し乏しく感じますが、包まれ感のある風情と、目の前に絵画のように広がる景色は素晴らしいです。

湯舟はポツンと一箇所。長方形のコンクリート湯舟に張られていました。
露天風呂全体の広さから見たら小ぶりな湯舟です。
冷鉱泉ですので沸かす必要があり、あまり大きな湯舟を造る事は出来なかったのかもですね。

少し暗がりだったので真っ黒に見えるお湯ですが、実際の色はウーロン茶をかなり薄めに淹れた感じの色で、透明度は高いです。
肌触りがツルツルして、臭いは微モール臭。加温されている上に循環ですので、さほど良い湯使いでは無いのですが、鮮度は悪くありません。利用者があまり多くないからでしょうか?

湯口からはお湯がザバザバと注がれていますが、その湯量に見合ったオーバーフローはありません。人が入ると少しだけ溢れる程度。
浴槽内を探ってみたら、2箇所ほど、猛烈な勢いでお湯を吸い込んでいる循環口を見つけました。恐らくここで吸ったお湯を濾過して湯口から戻しているものと思われます。
でも、きっとこの循環、荒い目で毛とかのゴミを取り除いているだけのザル循環なのでしょうね。
湯口から注がれるお湯は時折熱くなるので、同時に加温も行っているようです。

浴槽内のお湯はさほど熱くはなく、40度前後でしょうか。
体への負担が少ないのでゆっくり入れる温度です。
暖まり過ぎたら亀山湖を眺めながら涼んで、また入るの繰り返しをしながら、気付いたら随分と長い事滞在してしまいました。

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2023年 5月26日 - 初訪問・日帰り入浴

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