酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
(源泉名:岡崎屋源泉)
50.6度 / ph2.0 / 自然湧出 / H28.12.14
H+ = 11.0 / Na+ = 50.5 / Mg+ = 70.6 / K+ = 17.8
Ca+ = 83.3 / Al+ = 90.9 / Mn+ = 3.4 / Fe+ = 5.9 / Zn+ = 0.2
F- = 12.0 / Cl- = 282.8 / Br- = 0.8 / I- = 0.5
HSO4- = 402.4 / SO4– = 1089
H2SiO3 = 267.8 / HBO3 = 5.1 / H2SO4 = 11.1
CO2 = 380.2 / H2S = 14.0
蒸発残留物 = 2784mg
山形県山形市蔵王温泉48
023-666-6531
男女別内湯・露天風呂
800円?
日帰り金額と入浴時間は要確認
タカミヤグループの宿に宿泊している場合は無料
利用時間 7:00 ~ 10:00、13:00 ~ 21:00
旧、岡崎屋旅館さんです。
岡崎屋旅館はお湯の印象が非常に良くて、私の評価もかなり高かったお宿なのですが、2014年11月に経営不振により破産しました。
その後、タカミヤグループが買い取り、2016年12月にオープンしたのがこちら、名湯舎 創です。
岡崎屋旅館に限らず、温泉旅館の廃業って全国至る所であるんですよね。
廃業数も多いけどそれ以上の勢いで開業しまくっているラーメン屋と違い、温泉って廃業数の方が圧倒的に多い気がします。
それを考えたら、タカミヤグループが買い取ってくれた事は無条件で喜ばしい事です。
ちなみにですが、名湯舎と書いて「めいとうや」と読むらしいです。
「しゃ」じゃないんですね~
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岡崎屋旅館の頃のエントランスがどんなだったかは覚えていませんが、リニューアルされた後の内部は、とても綺麗でお洒落。
元々が古い建物でしょうし、天井の高い吹き抜けのエントランス! って感じにはなっていませんけど、これはこれで悪くありません。
タカミヤグループに宿泊している人は入浴料無料です。
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お風呂は男女別で、内湯と露天のみ。
脱衣所に成分表を発見。
源泉名を確認すると、岡崎屋源泉のままなんですよね。
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さて、肝心のお風呂。
中に入った瞬間、思わずため息が漏れました。
陽の光が湯気になって筋になり、湯面を照らしています。
神々しいまでの美しさ!
ここは天国ですか!?
美しい見た目に負けず、お湯も素晴らしいです。
青白濁していて湯底は見えません。硫黄臭は強めで、見た目も手伝ってかなり濃く感じるお湯です。
温度は温め、ずっと入っていても茹る事が無くて気持ちが良いです。
湯口には見覚えのある「源泉 天然温泉」の文字が刻まれています。
これ、岡崎屋旅館にあった湯口そのまんまなんですよね。
リニューアルでそっくり変える事も出来たでしょうに、意図したのか意図していないのか分かりませんが、昔懐かしい湯口に再開出来て嬉しくなりました。
なお、湯口に鼻先を近づけて嗅いでみたところ、ガス臭に近いような強烈硫黄臭。
幸せ過ぎて? 毒気にやられて? 思わず頭がクラクラしました。
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露天風呂も、岡崎屋旅館の頃からほとんど姿を変えていません。
岩がくり貫かれたお一人様サイズの岩風呂がそのまま健在でした。
内湯と同じ源泉で、お湯の温度もほぼ同じ、ちょっと温めの適温です。
前回、岡崎屋旅館さんの時に訪問した際は、透明なお湯で鮮度の良さに感動しましたけど、今回はしっかりと青白濁しています。
こればっかりはタイミングですよね。
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最初気付かなかったのですが、岩風呂の奥にもうひとつ、こちらもお一人様サイズの陶器風呂が出来ていました。
しかも、なんとですよ!?
使われている源泉は同じ物なんですけど、こちらのお湯は透明なんです!
温度は43~44度程度で、ちょっと熱め。
よく見ると粉雪状の湯花が舞っていますが、湯底がはっきりとクリアに見える透明感。
前回、岡崎屋旅館だった頃に入った岩風呂のお湯が、まさにこんな感じでした。
言うまでもなく鮮度抜群です!
硫黄臭も強いのですが、白濁したお湯の硫黄臭とは少し違って、鼻にツンと来るガス臭のような、トゲのある臭いがします。
同じ源泉なのですが、時間によってまるで違うお湯になっているから面白いです。
すぐ隣にある岩風呂と陶器風呂、両方を入り比べて、お湯の違いを楽しみました。
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岡崎屋旅館の時も素晴らしいお湯でしたが、タカミヤグループになってからも素晴らしいお湯はそのままでした。
この素晴らしいお湯が廃れてしまう事の無い事を祈っています。
また来ます。
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2023年 3月5日 - 初訪問・日帰り入浴
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