含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉
(源泉名:湯楽の里 船橋温泉)
千葉県船橋市山手3丁目4−1
047-495-2626
男女別内湯・露天風呂、サウナ、水風呂、寝湯などなど
大人 平日800円、土日祝950円
子供(4歳~小学生) 平日400円、土日祝500円
3歳以下無料
9:00 ~ 25:00 (最終受付 24時)
用事があって南砂町まで行きました。
で、その用事を済ませた後に、「せっかくだから温泉に入ってから帰ろう、どこか近場に温泉無いかな?」と思って探して、立ち寄ったのがここ、船橋温泉の湯楽の里です。
なお、南砂町と船橋が「近場」なのかと言うお問い合わせについては回答を差し控えさせていただきます。
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湯楽の里と言えば、関東を中心に色んな所で日帰り温泉を展開する施設です。
ちなみに、このレポートを執筆している2022年11月現在で18箇所。
これだけあるのに、湯楽の里に入るのはこれが初めてなのですが、後で調べてみたら、溝口温泉の喜楽里も湯楽の里と同じ会社の経営なんですね。
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さて、そんなわけで湯楽の里に到着。
駐車場完備、看板も大きくて目立つ、なかなか立派な日帰り施設です。
こればかりは私の好みなので仕方が無いですが、この手の立派過ぎるスーパー銭湯って、私はどうも苦手です。(一時期は嫌いに近かったけど、最近はそうでもない)
どうしても、温泉は歴史を感じるものだったり、鄙びていたりするものってイメージがあるんですよね。
ただ、間違いなく言える事は、使い勝手良くて、とても便利、快適です。
フラッと手ぶらで立ち寄れますし、お風呂だけでなく休憩所や食堂、マッサージなどがあったりして、ゆっくりと寛ぐには素晴らしい所です。
私のように、一日でハシゴで何箇所も入るような人にとっては要らないサービスですけど、普通の人は一箇所でゆっくりしますからね。
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お風呂は当然ですけど男女別。
内湯と露天があります。
まずは内湯ですが、通常浴槽だけでなく、ジェットバスやら寝湯やら電気風呂、炭酸泉、サウナなどがありますが、全部非温泉。
まぁ、非温泉でも良いですけど、難点は浴室内に充満する塩素臭で、思わず息を止めたくなります。なので、頭を体を洗って急いで露天に逃げました。
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私のお目当て、温泉は露天にしかありません。
中央の目立つところに湯舟があって、上の湯と下の湯に分かれています。
で、何も分からず、最初に入ってみたのは下の湯。
茶褐色濁りで、肌触りペタペタ。ずっしりと重みを感じる印象で、入った瞬間に「あ、これ塩化物泉だ、それもかなり濃い奴!」って分かるものです。
臭いはほんのり潮臭と金気臭。微量に塩素臭が混じる気がします。
次に入ったのは上の湯。温度はこちらの方が僅かに高めですが、ほぼ同じ。
でも、お湯の印象はこちらの方が良くて、塩素臭が無くて、潮臭も金気臭も強めに感じます。
濁り方も下の湯よりこちらの方が濃くて、ガツンとした浴感もかなり強いです。
何が違うのだろうと、それぞれの湯舟に書かれている立て看板を見た所、下の湯は加温循環なのに対して、上の湯は加温掛け流しなのだそうです。
なるほど、通りでお湯の印象が違うわけです!
つーか、循環の有無だけが違いならば、下の湯要らなくね・・・?
「わぁい! 循環されているよぉ! こっちに入ろうよ!」なんて人、いるんですか!?
でも、不思議な事に、下の湯に浸かっている人が結構いるんですよね。
何でそっちに入るの?って聞いてみたかったです。
個人的には、加温掛け流しと加温無し掛け流しの組み合わせだったら、文句なし完璧だったんですけどね。
加温されているとは言え、掛け流しは気持ちが良いです。
露天には他にも非温泉の湯舟が幾つかありましたが、そちらには一切目もくれず、上の湯だけを出たり入ったりしながら湯浴みを楽しみました。
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初めて来てみた湯楽の里、施設そのものは想像の範囲内で、正直な感想としては私の好みではありませんでしたけど、お湯は良かったです。
最後に、成分表は脱衣所内にありましたが、脱衣所内は(もちろん浴室内も)撮影禁止でしたので、撮影は断念しました。
帰り際、受付スタッフの人に撮影可能な場所に成分表が無いか聞いてみましたけど、脱衣所内にしか無いのだそうです。
うーん、お湯が良かったので詳細な数値をじっくり見たかったのに、残念。
強塩泉で、総計が確か30,000mgを超えていました。
なかなか濃いお湯、家から遠いのでなかなか行けませんけど、近くにあったら通っていたかもですね。
湯楽の里、なかなか侮れないですね。
これを機に各地にある湯楽の里にも行ってみたいと思いました。
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2022年 10月21日 - 初訪問・日帰り入浴
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