単純温泉
（源泉名：郡山2号） 48.6度 / pH8.8 / H21.3.19
Na+ = 48.8 / K+ = 1.2 / Mg+ = 0.4 / Ca+ = 0.9 / Al+ = 0.4
F- = 0.2 / Cl- = 6.4 / SO4- = 5.7 / HCO3- = 103.9 / CO3- = 12
H2SiO = 93.5 / HBO2 = 0.1
成分総計 = 274mg
鹿児島県鹿児島市川田町188−2
099-298-7936
男女別内湯・露天風呂 / 家族湯（料金別途）
8:00 ～ 21:30
大人350円、小学生130円、幼児70円 / 家族風呂 大人2人1150円～
当HPでは幾度となく話題にしていますが、私の嫁（通称紅鮭）は鹿児島出身で、毎年少なくとも１回、多い年だと２回くらい帰省します。
私の独自調査によると、世の中の男性は嫁の実家に帰省する事に興味が無いどころか、内心少し面倒臭さを感じているようですが、私の場合は逆。嫁実家に帰省するのが楽しみでなりません。
紅鮭のご両親や紅鮭姉妹が良い人たちで、ストレスを感じないってのも大きいですが、鹿児島は言わずと知れた温泉天国ですからね！
嫁の実家に帰省する ＝ 鹿児島で温泉めぐりが出来るって言うのと同義なんです。
とは言え、メインは実家の帰省ですから、温泉にだけ時間を費やすわけにはいきません。
でも、どんな一日を過ごしたとしても、お風呂には毎日入りますよね？
そんな時に助かるのが、近場の温泉。紅鮭の実家から少し走れば、幾らでも温泉があるので選び放題です。
この日は紅鮭実家から車で３０分程度の所にある、轟温泉に行ってきました。
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ちなみにこの轟温泉ですが、すぐ隣に郡山温泉と言う別の温泉旅館があります。
今年（2022年）の１月に帰省した際、この郡山温泉に入っているのですが、とても印象が良かったので、次に帰省したらこの轟温泉にも入ろうって決めていました。
思ったよりも早くその機会が訪れた感じです。
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基本的に日帰り入浴施設のようですが、一応宿泊も出来るみたいです。
でも、やっぱり日帰りメインなのでしょうね。入口には日帰り入浴券の自動販売機が設置されていました。
男女別の浴室入口前は、待ち合わせなど出来るスペースになっていますが、少し雑然とした感じ。
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脱衣所 → 浴室の入り口上に「いい汗！ いい顔！ いい一日！」と、学校とか会社なんかで見かけるスローガンのようなものが貼り出されています。
別に、変な事が書かれている訳ではないんだけど、妙に目立ちます。少しB級チック（誉め言葉）ですよね。
浴室は内湯と露天風呂、サウナなんかもあります。
曲線を多用した凝ったデザインのタイル張り湯舟。少し意匠が昔懐かしく、ちょっと年季を感じますけど、それが良い味を出しています。
しっかりと手入れされているので、レトロに感じる事はあっても、ボロさや不潔感などはありません。
お湯は無色透明、ほぼ無臭。塩素臭はありません。
身も蓋もない言い方をすると、全く特徴の無いお湯です。
でも、お湯の鮮度が良いのでしょうね。とても清澄で湯切れが良く、サッパリする気持ちが良いお湯です。
私は、温泉の成分が体に沁みこむような、濃いお湯が大好きです。
クラクラする程に強い硫黄臭がして、数日間臭いが取れないとか、もう最高！
でも、そんな濃い温泉とは真逆、ここみたいな、成分とか全く沁み込んでこない、体がサッパリ綺麗になる澄んだお湯も大好きです。
・・・ まぁ、濃い薄いとか、泉質とか、お湯の使い方さえ良ければ、私の場合はどんな温泉だろうと全部大好きなんですけどね。
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露天風呂もあります。
露天には湯舟がひとつあるだけ。
最初からそういう造りだったのか、後から付け足したのかは分かりませんけど、ベランダの一部を改造したような、細長い造りをしています。
こちらに張られているのも、内湯と同じで、無色透明でサッパリするお湯。
入って一番奥に湯口があり、源泉がザバザバと注がれていて、注がれた分と同じだけが真反対の入口側からあふれ出ています。
理想的な掛け流しですね！
お湯の温度は露天の方が少し高くて、43度位でしょうか。
ずっと浸かっているには少し熱いですが、内湯にある水風呂と行ったり来たりしていると時の流れを忘れます。
目隠しがされているのでお湯に浸かりながらの眺望はありませんが、衝立の向こうには田んぼが広がっていました。
なんとも長閑で良い光景で癒されます。
先にも書きましたが、泉質としては全く特徴が無い、普通に綺麗なお湯です。
濃いお湯であれば、多少湯使いが悪くても泉質で誤魔化せる事がありますけど、このお湯で湯使いが悪いと目も当てられません。
でも、ここは凄く気持ちが良いお湯でした。
つまり、お湯の使い方が良いんでしょうね！
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浴後、玄関先に猫発見。
首輪をしているから、一応ここで飼われているのかな？
とても癒されました。
今回は紅鮭と子供を置いて独りで来てしまったので、次は家族一緒で再訪したい、素敵な一湯でした。
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2022年 8月14日 － 初訪問・日帰り入浴
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