山梨県

花かげの湯 (窪平温泉) ☆3.0

アルカリ性単純温泉
(源泉名:山梨市花かげの郷まきのか「花かげの湯」)
48度 / pH9.6 / 動力揚湯 / 毎分250L / R1.8.26
Li+ = 0.1 / Na+ = 116.6 / K+ = 1.3 / Ca+ = 14.1
F- = 0.8 / Cl- = 105.4 / OH- = 0.6 / HS- = 1.5
Br- = 0.3 / SO4- = 120.9 / CO3- = 12.5 / BO2- = 4.9
HAsO3 = 0.4 / H2SiO3 = 54.9 / CO2 = 43.8
成分総計 = 478.1mg

山梨県山梨市牧丘町窪平453−1
0553-35-4126
男女別内湯・露天風呂
大人 510円、小・中学生 300円(3時間以内)
10:00 ~ 21:00 (4~10月、受付終了は20時)
10:00 ~ 20:30 (11~3月、受付終了は20時)

リトルカブで行く山梨温泉めぐり最後の一湯、第10湯目がこちら、花かげの湯です。
ザックリとした言い方をすると、甲府盆地の端っこみたいな場所にあって、周辺には商店や民家がチラホラとあります。
そんな中にあるこの花かげの湯ですが、地域のコミュニティセンターって感じの所です。
すぐ隣には花かげホールと言うコンサートホールもありました。

まぁ、そんな場所ですので、利用者は多め。
私が訪れたこの日は平日の昼過ぎだったのですが、地元の方と思われるお爺様方で結構な賑わいを見せていました。
まぁ、賑わっている事は、とても良い事だと思います。
でも、すぐ近くにある一之橋館とか白龍閣など、良い温泉が近くにあるんだから、もう少し近隣の温泉にも目を向けて欲しいなぁ・・・ なんて、余所者ながら思ったりもするわけで。

立派な施設だけあって、脱衣所にある鍵付きロッカーの数も「こんなに要らなくない?」って程にあります。
でも、それ以上に「こんなに要らなくない?」って思ったのが、「←風呂」と書かれたステッカーの数です。
過去に迷子になったお年寄りでもいたのでしょうか・・・?

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所謂センター系施設ですので、お風呂も立派です。
充分な人数分の洗い場と、広々とした内湯にはサウナや寝湯なんかも完備。それに加えて、露天風呂もあります。

肝心のお湯ですが、無色透明で、僅かに塩素臭。
まぁ、これだけ立派なセンター系ですので、塩素臭はあるだろうなと思っていましたので、悪い意味で期待通りで落胆はありません。
ただ、少しだけ予想外だったのは、塩素臭以外にも僅かに硫黄臭崩れの温泉臭がします。

湯口からはザブザブとお湯が注がれていますが、これだけの湯量ですので、誰がどうみても循環された後のものだと分かります。
だとしても、この湯量は、見ているだけでも楽しくなります。
これが全部かけ流しの源泉だったならば、どれだけ素晴らしかった事でしょうか・・・?

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露天風呂は岩風呂になっています。
内湯はジェットバスでしたが、こちらはお湯が普通に張られているだけなので、個人的にはこちらの方が好み。
内湯よりも僅かに温くて、40度位です。
内湯と同じで、僅かに塩素臭がしますが、温泉臭はこちらの方が強め。
ほんの少しですが白湯花も舞っていました。

浴後、成分表を見たら、HS-の値が1.5mgもあるんですよね。
これだけあったら、硫黄臭プンプンで気持ちが良いお湯になる筈ですので、もう少し湯使いを頑張ってくれたらと、かなり残念な気分になります。
でもまぁ、私が入っている間も利用者がひっきりなしに出入りしていましたので、地元の方達に愛される温泉である事には違い無さそうですね。

リトルカブで行く山梨の湯めぐり旅、これにて終了!
折角なので、備え付けのシャンプーとボディーソープで体を洗い、スッキリさせて頂きました。

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余談ですが、東京 ⇔ 山梨の往復で、走った距離はざっくりとおよそ300km程度。
使ったガソリンは約5リットルでした。
燃費、リッター60km、やっぱカブの燃費スゲー!

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2022年 5月20日 - 初訪問・日帰り入浴

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