長野県

和泉館 (海ノ口温泉) ★4.0

ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
(源泉名:海ノ口温泉) 33.5度 / pH6.6 / 掘削自噴 / H25.9.18
Li+ = 1.1 / Na+ = 470.3 / K+ = 33.7 / Ca+ = 78.5 / Mg+ = 94.2
Sr+ = 2.6 / Ba+ = 1.8 / Fe+ = 1.1 / Mn+ = 0.09
Cl- = 303.6 / F- = 0.3 / Br- = 0.9 / I- = 0.5 / SO4- = 35.7
H2PO4- = 0.6 / HCO3- = 1458
H2SiO3 = 131.7 / HBO2 = 53.3 / CO2 = 490.2 / H2S = 痕跡
成分総計 = 3158mg

長野県南佐久郡南牧村海ノ口933
0267-96-2106
男女別内湯・露天風呂
8:00 ~ 21:00
500円

2022年のGW、世の中のコロナ事情であったり、仕事の休みなんかの都合もあって、遠出はしない事になりました。
とはいえ、せっかくだから、近場で良いからどこかには行きたい。
そこで急遽、山梨~長野方面で一泊しようとなり、候補に挙がったのがここ、海ノ口温泉の和泉館さんです。
旅行の予約サイトで調べていたら、たまたま引っ掛かったんですよね。

でも、更に調べていたら、前々から再訪したかった渋御殿湯に空室があるじゃないですか!
と言う事で、結局この和泉館さんに泊まる計画は流れてしまいましいた。

とは言え、一度は泊まろうかと思ったお宿ですので、少し気になります。
渋御殿湯からも遠く離れてはいませんでしたので、向かう途中で立ち寄ってみる事にしました。

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辿り着いた海ノ口温泉はその直前に立ち寄っていた清里高原から車でおよそ20分程の場所です。(ちなみに清里では子供サービスのために観光牧場に立ち寄っただけで、温泉には入っていません)
なんと言うか、一言で言うと、田舎です。
すぐ近くにJRの小海線の佐久海ノ口駅があります。駅前と言えば駅前。でも、普段私なんかがイメージする駅前とは程遠く、なにもありません。コンビニすらありません。
なんとも長閑な場所に、お宿がポツンとありました。
以前はこの和泉館の他にも宿が数軒あったそうですが、廃業されてしまい、ここだけが一軒残されたようです。

ちなみにこの小海線と言えば、日本一標高が高い駅である野辺山を含む高原鉄道で、全線単線で非電化なのだそうです。鉄道好きにとっては価値ある電車なのかな?

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土砂降りの雨の中駆け込むように中に入ると、女将さんがお出迎え。
コロナ禍での立ち寄り入浴なんて、嫌な顔をされてしまうだうかと思っていましたが、とても感じの良い対応でした。
女将さんの雰囲気だけでなく、ちょっと雑然としているけど肩肘張らないような館内の様子もアットホームな感じで、良いお宿です。

お風呂へ行く途中に古い効能表を発見。
歴史のあるお宿なんだと言う事が分かりますね。

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さて、肝心のお風呂。
お宿の雰囲気からして、ある程度は期待していましたけど、中に入った瞬間に背中に電気が走ったような衝撃を受けました。

渋い! 実に鄙びていて、雰囲気が良いです!
私のストライクゾーンど真ん中!

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とりあえず、何も考えずに、真ん中の湯舟にドボンと浸かってみました。
40度位で少し温め。塩素臭無し、臭いも特に無し、肌触りシットリ、特に癖は無いけど、柔らかめのお湯。
全く特徴を感じないお湯ですが、結構気持ちが良いです。

で、気になったのが、その奥にある2つの小さな湯舟。
円形湯舟の向かって左が薄茶色透明、右はハッキリと茶色く、少し濁っていてお湯の中に湯花らしいモヤモヤが浮いています。
なんかちょっと汚くも見えますが、「あ、こっちは源泉なのね?」と言う、分かりやすい見た目をしています。
湯口の脇にもしっかりと「源泉」と書かれたプレートが置かれていました。

とりあえず、その源泉が注がれている右側に入ってみました。

浴槽内の温度は32度位、強い金気臭と土類系の臭いあります。
かなり特徴的なお湯です。
泡付き無は無く、肌触りはサラサラしますが、これは湯温が低いせいかな?
訪れたのはGWで、それほど暑くない陽気でしたが、これが夏場とかだとかなり気持ちが良さそう。

この源泉浴槽に浸かったあとで円湯舟に入ると、「あぁ、やっぱりこれ、温泉ではないのね?」と、ハッキリ違いが分かります。
でも、水道水を沸かしただけの真湯だとしても、塩素臭がする訳でもなく、結構気持ちが良いのです。
円湯舟の雰囲気が私の好みだったからと言う視覚効果かな?

源泉浴槽にしっかり浸かって、体が冷えたら円湯舟で温まる。この行ったり来たりをしていたら時間を忘れてしまいそうです。

円形湯舟から向かって左側の湯舟も冷泉で、こちらは更に温度が低く、20度くらいでしょうか。かなり冷たい水風呂です。
こちらからもうっすらと金気臭がするので、源泉が含まれているのだろうと思いますが、湯口がある右側と比べたらかなり薄い感じでした。

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あと、最初のうち暫くは気付きませんでしたが、露天風呂もあります。
湯舟がポツンとあるシンプルスタイルですが、正面が庭園でなかなかの解放感。
生憎の雨でしたが、これが晴れた日とかだと雰囲気良さそうです。

こちらに張られているお湯も薄っすら茶褐色に濁っています。
湯口が2本あり、チョロチョロと注がれる方は温めで、強い金気臭があります。恐らくこちらが源泉。
もう一本の湯量がある方からは金気臭はしません。恐らく加温された真湯と思われ。
まぁ、これはこれで悪く無いけど、源泉浴槽があるのに敢えてここに留まる事も無いと思い、早々に内湯に戻りました。

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脱衣所に戻り、成分表を探していたら、「和泉館の温泉とは」と書かれた張り紙を発見。
円湯舟のお湯の正体が分かるかな? と思って、読んでみましたが・・・

セラミック? うん、なんか聞いた事あるけど、ソマチッド???
うん、何度読み返しても、なんだか良く分からない。

ま、いっか・・・

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今回は立ち寄りだけで終わってしまった和泉館。
でも、もし泊まっていたら泊まっていたで、ず~っとお風呂に入りっぱなしで、幸せな一晩を過ごしていた事だと思います。
次来るときは暑い夏の日、出来れば泊りで再訪したいです。

鄙び温泉宿とぬる湯好きな人が夏場に訪れたらハマる事間違い無しの、素敵な一湯でした。

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2022年 5月2日 ー 初訪問・日帰り入浴

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