安楽・妙見温泉鹿児島県

秀水湯 (妙見温泉) ★4.5

ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・炭酸水素塩泉

鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4389-1
0995-77-2512
男女別内湯
大人200円、子供100円
8:00 ~ 20:00

きりしまゆ旅を利用した湯めぐり9箇所目で立ち寄ったのがこちら、妙見温泉の秀水湯さんです。

国道223号線沿いにあるのですが、注意して探さないとそのまま通り過ぎてしまうような目立たないお宿です。
外観の特徴だけを簡潔に言うと、「まるで民家」です。
実際、ナビを頼りながら目的地についてからも、本当にここで合っているのかな? と言う不安感が拭えませんでした。

料金は大人200円、子供100円。
鹿児島では珍しくない金額設定ですが、普通に考えたらとんでもなく安いです。
個人名の表札がかかる、まさに民家としか言いようがない玄関先に、竹の筒がぶらさがっていました。入浴するならそこに料金を入れて勝手に入ってねと言うスタイルです。

お風呂はその玄関で料金を支払ってからそのまま建物裏手に回った先の離れにあります。
言葉を選ばずに表現するなら、まるで物置のような小屋がありますが、それが湯小屋です。
もしこの建物をそのまま雪国に建てたらワンシーズンで雪の重みに潰されてしまう事でしょうね。雪の重みで建物が潰れる事の無い、南国ならではの建て方だと思います。
私は大好きです、こういう風情の温泉。
説明無しに写真だけ載せるとまるでジモ専みたいですよね?
秘密基地に来たような気分です。

お風呂は男女別で、内湯と打たせ湯があります。
最初に入ったのは打たせ湯。かなり手狭な浴室に、浴室全体の3分の2を占めるであろう湯舟があり、浴槽は2槽に分かれていました。
向かって右側は温泉、左側は冷鉱泉と思われる水風呂です。

天井からドバドバと注がれるお湯は、少し温めの40度ほど。
凄まじい源泉投入量で、湯舟に体を浸けて入ろうとすると顔中が水ならぬお湯浸しになってちょっと落ち着かないです。
まぁ、打たせ湯ですからね、ここは素直に打たせ湯として利用するのが正解のようです。

すぐ隣には通常の内湯もあります。
こちらもかなり手狭で、浴室の半分が湯舟と言う造りです。

注目すべきは源泉投入量の多さ!
無骨な塩ビ湯口からドバドバとお湯が注がれています。
当たり前なんですけど、人が入っていても入っていなくてもこの投入量!
勿体ない勢いでお湯が湯舟から溢れ、排水されています。

お湯はほんの僅かに白濁して見えますが、お湯そのものの色と言うより、お湯の中に舞う細かい気泡によるものが大きいです。
強めの金気臭と炭酸臭がして、キシキシ系の、皮膚にしっとりと食いつくような肌触りです。

小さな湯舟にこれだけの新湯が投入されている訳ですから、鮮度が良いに決まっています!

妙見温泉と隣の安楽温泉のお湯使いはどこの旅館で入っても素晴らしく、甲乙つける事自体が無粋なのですが、その中でも秀水湯は頭一つ抜けています。
民家にしか見えない佇まいや、素朴な物置風湯小屋も加わって、私個人としては一番のお気に入りになりました!

巷に溢れる掛け流しと言う単語が陳腐なものに感じてしまう程に、ここの「掛け流し」は素晴らしいです。
誰にでもお勧めとは言いませんが、少なくとも私のページを好んで見て頂いている方には絶対にお勧め出来る素晴らしい一湯です。

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2015年 1月2日 ー 初訪問・日帰り入浴

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