芒硝泉?
鹿児島県某所
内湯
寸志
営業時間 未確認 (常識の範囲内)
普通に探したのでは絶対に見つからない所にある、個人所有の温泉です。
民家に住んでいるお婆ちゃんに許しを請い、お風呂を利用させて頂きました。
湯小屋は、そのお宅の庭を抜けた、畑の隣にあります。
実に素朴!外観は、良く言えば鄙びた共同浴場。
普通の人が見たら物置って感じがします。
見た瞬間に背筋が痺れました。素晴らしい!
中も素晴らしいです。左手に脱衣所があり、右手側が浴槽です。浴室はひとつしかなく、混浴なのか貸切なのかは不明です。
まぁ、そもそも個人宅ですし・・・
内部には湯船が2つありますが、高さ1メートル程の、壁があった跡のようなモノで仕切られています。
両方にお湯が張られていますが、通常利用されているのは点前側の方みたいです。
奥に張られたお湯は、温く、何となく汚れている印象を受けます。こっちは洗濯用なのか、昔は男女別で分かれていたのかも知れませんね。
お湯は結構熱めで46度。湯口からお湯が少量づつ注がれているのですが、源泉温度が高いせいで、温度が下がりきらないようです。
小さな湯船なので、体を沈めるとお湯が盛大に溢れて気持ちが良いです。
お湯からは優しい硫黄臭と強めの芒硝臭が漂い、温泉そのものの特徴をハッキリと感じる事が出来ます。
源泉は湯小屋のすぐ裏手、湯船から5メートル程度しか離れていない場所なので、鮮度が悪い筈がありません。
肌触りは、芒硝特有のビリビリが強烈にあり、浴後はサッと汗が引いてベタつかないので爽快そのものです。
このお湯は素晴らしいっ!大変に気に入ってしまいました。
めぐり合えた事を心の底から感謝致します。。。
私の自宅の裏庭からこんなお湯が沸けばなぁ・・・
それ以前に裏庭無いから駄目か。(涙)
次回はお婆ちゃんに何かお土産持参で行こうっと。
心の底から、本当に素晴らしい一湯でした。
2008-1/14
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