鹿児島県

城山観光ホテル (城山温泉) ★2.5

ナトリウム-炭酸水素・塩化物・硫酸塩温泉
(さつま乃湯)
53.5度 / ph8.2 / H11.5.13
Na+ = 401.3 / K+ = 5.2 / Mg++ = 1.1 / NH4+ = 0.9
Ca++ = 6.0 / Fe++ = 0.7 / F- = 2.8 / Cl- = 165.1
HCO3- = 493.3 / SO4– = 206.1 / CO2– = 22.9
H2SiO3 = 39.9 / HBO2 = 11.4 / CO2 = 4.4
成分総計 = 1361mg

鹿児島県鹿児島市新照院町41-1
099-224-2211
男女別内湯 ・ 露天風呂
2400円
5:00 – 24:00

鹿児島市内の中心から少し外れたところ、城山にそびえる立派な観光ホテルです。
鹿児島で一、二を争う大規模かつ高級なホテルで、繁華街を眼下に一望する事が出来ます。逆に、繁華街からホテルを見上げると、まるで高台に建つ難航不落のお城のようにも見えなくありません。
鹿児島の人であれば誰もが知っていると言うホテルに、とある理由で宿泊する事ができました。

5つ星級の立派な佇まいもさることながら、なんとこちらには温泉まであります。流石は鹿児島、どこに行っても温泉があるのだなぁと関心させられます。
お風呂は私が泊まった部屋からだと、エレベータで一旦降り、廊下を歩き、更に別のエレベータを使った先と、かなり遠い所にありました。
改めて大きなホテルである事を実感させられます。各種日帰り入浴プランもありますが、宿泊者は勿論無料で何度でも入浴可能。
大浴場にはフロントまでもが用意されており、脱衣所で使用する鍵のほかに、ハンドタオルとバスタオルを渡して貰えます。手ぶらで行っても大丈夫と言う、なかなか使い勝手の良いサービスです。
残念なのは、24時間利用出来ないと言うことでしょうか。これだけの規模のホテルなんだから、深夜だって利用者いるでしょう。フロントにタオル山積みにして「この時間はセルフサービスでお願いします」みたいにしていつでも入れるような対応をして欲しいものです。

お風呂は旅館の規模に相応と言った、とても広々としたものです。
まず、脱衣所からして立派。必要と思われるものは一通り揃っており、浴後にガウンなどを着て寛げるスペースがあり、脇には冷水まで用意されています。
浴室は広々とした内湯と、その先に露天風呂がありました。

まずは内湯。入ってすぐの所に掛け湯があり、手前側に洗い場。
勿論シャンプーなどが取り揃えられています。奥には広々とした湯船と、水風呂、右奥にはサウナもありました。
湯船はまるで公園の池のような趣向をこらしたもので、お湯を一旦汲み置いておく箇所が一段高いところにあり、そこから3方向にお湯が注がれています。
ごく僅かに黄色がかって見えますが、恐らく光加減のせいでしょう。
無色透明で、肌触りがツルツルする悪くは無いものです。
残念なのは、そこはかとなく漂う塩素臭。しっかりと循環もされているようで、泉質を期待して入ると肩透かしを食らったような気がします。
ちょうど良い温度に調整されており、少し浅いので、体を倒してゆっくり寛げます。

続いて露天風呂。内湯からそのまま外に出ることが出来ます。露天とはいえちゃんと屋根がかかっておりますが、目の前には雄大な桜島を一望する事が出来て悪い造りではありません。
湯船の先は立ち入り禁止ですが、桜島の溶岩が置かれており、観光客に対するサービスと言ったところでしょうか、色々趣向を凝らしているのが伺えます。
お湯は恐らく内湯と同じ源泉と思われます。残念ながら、このお湯からも塩素臭がして、しっかり循環されているのが分かります。
内湯よりも若干塩素臭が強いのは、きっと、外気に晒されている分、塩素濃度を多めに入れて消毒に徹しているからでしょう。

お湯自体は評価出来たものではありませんが、フロントでのタオルサービス、広々と使い勝手良いお風呂、そして、桜島を一望出来る造りは、このテの観光ホテルとして恥ずかしくないとても立派なものです。
星の数が少ないのは、「温泉」として評価したらこのようになりました。
折角良いホテルなんだから、もう少しお湯の使い方を頑張ってくれれば、もっと素晴らしいものになると思いました。

2007-9/29 - 初訪問時のレポート

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余談

これは、本レポートとは一切関係の無い、管理人個人の呟きです。

私はこの日、諸事情により両親と一緒に宿泊していました。父は仕事で何度も鹿児島に来ていますが、母は初めてです。この城山観光ホテルなら、間違いが絶対に無いと思っていました。
その母が、早朝一人でこのお風呂に入りに行き、露天へ向かう途中に絡まって置かれていたタオルに転び、頭を強打し出血すると言う事故を起こしました。

母の不注意か、ホテル側設備の問題か。発生時の状況は敢えて詳しく書きません。ただ、ひとつ事実として書き留めておきたい事は、頭から大量の出血をしている母がいるのに、ホテルは事故発生から20分もの間、救急車すら呼びませんでした。事故発生から30分後にようやく救急隊が到着した訳ですが、待っている間ずっと血は止まらず、母は自分の手で、額にタオルを当て、じっと耐えていました。ホテルはその間、対応らしき事は殆どしませんでした。

幸いにして、母は額に5針縫ったものの、後遺症が残るような事にはならなそうです。
ただ、もしこの応急処置の遅れが原因で一命に関わるような事態に発生していただと思うと、背筋が寒くなります。
対応の良さを期待して行った城山観光ホテルで、この酷い有様は、残念と言う言葉一言で片付けられるようなものではありません。
二度とこのような間違いは起こして欲しく無いものです。

以上。その後の酷い対応とか、書きたい事は他にもある訳ですが、私のHPはあくまで温泉レポなので、これくらいに留めて置きますね。

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2021/1/21 - 再掲載にあたって追記

本記事に余談で書いた内容は管理人が個人的に体験した「事故」ですので、温泉レポートとは直接関係なく、再掲載すべきかどうか迷いましたが、「誤字修正以外はそのまま再掲載する」と言うポリシーに則り再掲載しました。

ちなみに宿泊した諸事情とは結納だったりします。
事故対応については非常に残念でしたが、会食中にホテルから花束を頂いたりと、それ以外の接遇は結構良かったです。

城山観光ホテルは、紅鮭と一緒に初めて鹿児島に来た際にも「市街が一望出来る」と言われ訪れていた思い出の場所でした。
お陰様?かどうかは置いておいて、今でも夫婦仲は円満である事も付け加えておきます。(笑)

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