ナトリウム・炭酸水素塩温泉
(姫城20号) 55.3度 / ph7.6 / H14.11.5
Na+ = 309.5 / K+ = 32.9 / Ca++ = 3.8 / Mg++ = 2.4
NH4+ = 0.6 / Cl- = 67.2 / F- = 1 / SO4– = 6.3
HCO3- = 732.2 / CO3– = 2.2 / Br- = 0.2
H2SiO3 = 156.2 / HBO2 = 4.5 / 成分総計 = 1355mg
鹿児島県霧島市隼人町東郷1丁目8
0995-42-6400
男女別内湯
1500円
11:00 – 21:00
鹿児島空港から車で15分程度。日当山にあるお宿です。日当山には温泉銭湯が点在しており、その幾つかに立ち寄っていますが、旅館はココが始めてです。
ちょっとお洒落な感じのお宿で、雰囲気がとても良いです。ちなみに、パッケージツアーでANAを利用した際に、湯めぐりクーポンがついてきたため、無料で入る事が出来ました。
ANAで九州に来ると、たまに湯めぐりクーポンがついてくるので、ちょくちょく利用しています。
入ることが出来る施設は限られており、それほど多くはありませんが、結構重宝しています。
お宿内部も雰囲気がなかなか良いです。日当山と言うと銭湯ってイメージだった私には少し意外です。
受付でクーポンを見せると、バスタオルなども貸し出してくれて、とても対応が良いです。浴後にジュースと交換して下さいと、引換券まで出して下さいました。
私はここでは一切お金を払っていないのですけど、至れり尽くせりで、かえって恐縮です。
お風呂は、これまた雰囲気が良い廊下を少し歩いた、奥まった所にあります。
脱衣所も雰囲気が良く、浴後にいただけるお水なんかが用意されています。
その脱衣所を出ると、勿論お風呂。
一応内湯と露天に分かれているようですが、内湯と露天の境は扉など無く、屋根があるか無いかくらいの差しかありません。
他にはサウナや、休憩出来るベンチソファなどが置いてありました。
さて、そのお湯。まずは内湯。岩風呂になっており、無色透明のお湯がざぶざぶと掛け流されています。
立派なお宿とお湯は反比例する印象ですが、さすがは鹿児島、期待を見事に裏切られる、鮮度が良くて気持ちの良いお湯です。
湯口付近だと少し熱めのお湯は、鮮度抜群。ほぼ無臭、僅かに成分臭を感じます。
肌触りはツルツルで、肌に馴染む良いお湯です。
ふと天井を見上げると、見事な梁で、良い造りをしています。
また、露天側から差し込む光が、お湯をきらきらと照らしています。
実に雰囲気が良い、和の空間。そのうえお湯も良いのですから、申し分ありません。
続いて露天。こちらも岩風呂になっており、打たせ湯や一人サイズの小さな岩風呂があったりします。
とても雰囲気が良く、所謂普通の人が想像するような庭園風の岩風呂になっています。
お湯は内湯と同じ無色透明の物。これまたしっかりと掛け流しにされており、鮮度が良いです。温度は内湯よりも少し温めで、長湯に向いています。
個人的には内湯が気に入ってしまい、滞在中の殆どの時間を内湯側で過ごしましたが、露天も悪くはありませんね。
結構広いお風呂なのに、どこに入っても良いお湯って事で、湯量が豊富なのだなぁと言う印象です。
流石は湯の国鹿児島だなぁと実感しました。
宿泊すると少し高そうに見えますが、ゆっくり寛ぎたい人には、こう言うお宿って良さそうですね。
普通に立ち寄ると1500円なのも、私からすると、ちょっと難点かな・・・
でも、もしパッケージツアーなんかで多少割引がきくなら、是非とも泊まって、ゆっくりと贅沢なひと時を過ごしてみたいなと思った、素敵な一湯です。
2008-12/20
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