鹿児島県

福祉の里 (塩浸温泉) ★4.0

炭酸水素塩泉
(塩浸温泉) 53.5度 / ph6.7 / H4.2.26
Na+ = 210 / K+ = 43.9 / MH4+ = 1.6 / Mg++ = 92.5
Ca++ = 129 / Fe++ = 1.8 / Cl- = 172 / Br- = 1.0
SO4– = 93.8 / HCO3- = 1068 / H2SiO3 = 259.1
HBO2 = 38.5 / CO2 = 259.1 / 成分総計 = 2358mg

鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606
0995-76-0007
男女別内湯
250円
9:00 – 17:00

鹿児島空港から車でおよそ10分程の場所にある温泉です。
ロケーション的には、どっからどう見ても、山間にあるただの鄙びたお宿にしか見えません。

しかし、なんとココ、維新の英雄、坂本龍馬が新婚旅行で訪れた場所なのだとか!?
ちなみに、坂本龍馬は、日本で一番最初に新婚旅行と言う物をした人としても知られています。つまりここは「日本の新婚旅行発祥の地」でもある訳ですね。
しかも、龍馬が入浴したとされる露天風呂がそのまま残っているのです。凄い!
でも、残念ながら、その湯船に入る事は出来ません。見ることは出来て、旅館の崖下のような所にそれっぽいものがありました。
今入ろうとすると、完全に野湯って感じですね。

中に入ると、受付にオジサンが一人。「どこから来た?」と聞かれたので、「東京です!」と答えると、「ほぉ~!遠い所から!」「裏の風呂にも入って行っていいよ」と仰って下さいました。
ちなみにこの建物の裏には共同浴場があり、このお宿が管理しています。ここで料金を払えば、お宿の内湯も、裏の共同浴場も、どちらも入って良いと言う、一度で2度オイシイ仕組みになっています。
なお、余談ですが、入浴の際は入浴料ピッタリを持って行った方が良さそうです。
1ヶ月位の短い間隔で2度行きましたが、受付のオジサン、2度ともお釣りの用意がありませんでした。(笑)

さて、お風呂。長めの廊下を歩いた先にあります。
勿論男女別に分かれていますが、内湯のみです。普段は露天に興味が無い私ですが、龍馬の露天風呂を見た後に入ると、何となく物足りない気がしないでもありません。
ただ、浴室は非常に鄙びていて、良い風情をしています。広々とした浴室内の中央に小判型の湯船がポツンとひとつ。
お湯がザブザブと注がれ、掛け流しポイントから惜しげも無く捨て去られていました。

お湯の色は、薄っすらと黄土色に濁るものです。お湯は少し熱め。湯口から熱いお湯がザブザブと注がれており、その隣には加水用の蛇口もあり、温度調整をする事が出来る仕組みになっています。
ほんのり金気臭と土類臭がして、心地が良いです。何よりも湯量が豊富なのが素晴らしい!
お湯自体は、全国的にそれほど珍しいタイプの物ではありませんが、鮮度が非常に良い印象で、気持ち良く入浴する事が出来ます。
自分がこの鄙びた浴室の風景の一部になれた事に喜びを覚えつつ、龍馬もまたこのお湯に浸かったのだろうかと、歴史に思いを馳せてみたりして、とても穏やかな気落ちで入浴する事が出来ました。

温泉ファンなら勿論ですが、歴史ファンも必見!?な、とても素敵な一湯でした。

2007-10/8

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