大分県鉄輪温泉

旅館さくら屋(鉄輪温泉) ★4.0

ナトリウム-塩化物泉
(源泉名:三晃旅館) 65度(使用位置)
Na+ = 1297 / K+ = 198.2 / Mg++ = 3.5 / Ca++ = 29.7
Cl- = 1942 / Br- = 12.6 / SO4- = 342.6
H2SiO3 = 613 / HBO2 = 65.8 / Co2 = 388.7
成分総量 = 4925mg

大分県別府市鉄輪風呂本3
0977-66-2328
貸切内湯 × 2
500円
11:00 – 14:30

鉄輪温泉街の一角にあるこじんまりとした民宿です。
日帰り入浴をお願いすると、快く受け入れて下さいました。
ちなみに、浴室ですが、お宿の帳場裏にある従業員用出入り口のような所から入ってすぐの所にあり、何でこんな所にって感じです。
もしかしたら、昔は宿泊客は外湯に入るもので、このお風呂は従業員用として使われていたの・・・かも?(真相不明)
内湯のみで、一応2箇所あるそうですが、男女の別は無く、貸切で利用させて頂きました。

さて、浴室ですが、脱衣所から少し下がった所にあります。
これだけでも何だか嬉しくなる造りなのですが、更に嬉しいのが浴槽の小ささ。
どう見ても一人用と思われるかなり狭い浴槽で、チョロチョロと掛け流されたお湯が浴槽から静かに溢れ出ていました。
暫く誰も入っていなかったのでしょうか、お湯の表面が物凄く熱かったのですが、かき混ぜると何とか入れる程度に温くなります。
無色透明で、所々白い湯花のようなものが舞っており、お湯そのものが熱かったせいもあり、体中からどっと汗が噴出しました。
いかにも鉄輪と言った感じがする、潮の香りがする食塩泉で、湯口のお湯を飲んでみると昆布茶を薄めたようなダシが利いていて美味しいものです。

幅が狭い浴槽ですが、深さは十分にあり、体がすっぽりと収まるようで居心地が良かったです。
旅館の内湯でありながら、まるで共同浴場のような渋さがあります。
ここはとても気に入りました。オススメの一湯です!

2006-2/27

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