塩化物泉
大分県別府市鉄輪風呂本5
男女別内湯
100円
10:00 – 17:00
鉄輪温泉の温泉街一角にある共同浴場です。
とっても立派な湯屋建築をしているのですが、今まで何度も目の前を車で通っているのに気がつきませんでした。
きっと、趣きがある温泉街の風景に溶け込み、かえって目立たないからでしょう。
入浴料は100円で、代金は向かいにある食堂で支払います。
お金を払うと、木片の入浴札を借りる事が出来ました。
外来入浴者は浴室一角の入浴札置き場に札を引っ掛ける仕組みになっています。
なんだか、たいした事じゃ無いんですが、こう言う小さなアトラクションがあると、ただ入るだけのお風呂も少し楽しくなってしまいますね。
余談ですが、その食堂に入ると、私が宿泊していた大黒屋のご主人がいらっしゃいました。湯上り、食堂で食事をしつつ、温泉談義に花を咲かせる。
とても楽しい一時を過ごすことが出来ましたよ!
さて、お風呂ですが、浴室脱衣所が一体になっている理想的共同浴場です。
ほんの僅か緑がかって見える透明なお湯が張られており、適温に調整されています。
湯口からは熱い源泉が掛け流されているのですが、そのままだと途方も無く熱いので、同時に加水されていました。ま、これは源泉が激熱の鉄輪では仕方が無い事ですね。
浴槽のお湯の印象は、ツルツル感がある非常に気持ちが良いもので、僅かな鉄臭を感じる新鮮なものです。
湯口の源泉を口に含んでみたところ、昆布茶のようなダシ味と塩味が効いたとても美味しいものでビックリしました。
恐らく泉質のせいと思われますが、湯上りは体がポカポカに温まり、いつまでも汗が止まらないほどでした。
とっても力強いお湯に大満足です。
こんな良いお湯に日常生活で入れる鉄輪の人が恨めしくて・・・もとい、羨ましくて堪りませんね。
鉄輪でもかなりお気に入りの一湯となりました。再訪必至です!
2006年 2月26日 - 初訪問時のレポート
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