ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
(鏡の湯)
84.2度 / ph7.3 / 17.3L / 掘削自噴 / H16.9.7
Na+ = 3516 / K+ = 103 / Nh4+ = 30 / Mg++ = 19
Ca++ = 1800 / Sr++ = 28.1 / Ba++ = 2.2 / F- = 1.7
Cl- = 9499 / Br- = 33 / I- = 4 / SO4– = 215.2
HCO3- = 39 / H2SiO3 = 82.1 / HBO2 = 281.2 / CO2 = 3.3
成分総計 = 15660mg
新潟県十日町市松之山天水越81
025-596-2100
男女別内湯 ・ 貸切風呂
500円
12:00 – 18:00
日本秘湯を守る会の会員宿でもある、凌雲閣です。松之山温泉の温泉街からちょっと離れた所にあります。
流石、秘湯を守っているだけあって、秘湯らしからぬ立派な建物です。
入り口に入ると、ビックリするくらい沢山のスリッパが、整然と並べられています。
ナンダコリャー!
整然と並ぶスリッパのど真ん中を履きたい衝動に駆られつつ、そんな事をして印象悪くし追い出されても損なので、端にあるスリッパをお借りする事に。
ある意味、なんかミジメ。(笑)
お風呂は玄関から少し歩いた所、新館の一部にあります。
内湯が2箇所あり、時間帯によって男女を入れ替えている様子です。
それ以外にも家族湯がありました。
さて、私が入った内湯。タイル張りで、結構広く造られているものです。
お宿の門構えからすると、あまりピンと来ない、どこにでもありそうな造りをしています。
これはこれで嫌いでは無いけど、ちょっと想像していた物と違うかな。
お湯はうっすら緑色をしたもので、僅かに濁っています。
松之山温泉特有のアブラ臭がしっかりと香る、特徴的なお湯ではありますが、残念ながら循環されている為、期待するよりかなり薄まってしまっている印象です。
湯口からは、熱い源泉がチョロチョロと注がれています。
この源泉は絶品モノで、焦げ硫黄臭とアブラ臭、潮臭など、いろんな複雑な臭いが混ざった、松之山に相応しい濃くてキツイ物です。
このお湯がそのままだったら良かったのになぁ・・・
続いて家族風呂。利用者が少なかったので、特別に短時間だけ利用させて頂きました。
こちらは家庭用のお風呂くらいの大きさ。タイル張りで風情はありませんが、家族風呂ですので、こんなもんかなと言う感じ。
お湯は底が見えない程に濁っており、どうやら循環では無く、掛け流しの様子。
おぉ、これは期待出来るか!と、思って入ってみたところ・・・
うーん、温い。かなり劣化気味。
濃いと言えば濃いですが、折角だけどこれではなぁ・・・
宿泊した事がある友人に聞くと、この家族湯は、朝一番とかに入ると、濃厚かつ新鮮で素晴らしいのだそうです。
立ち寄りだし、家族湯入れただけでも良しとしなければ・・・ですね。
うまくいかない物です。
良いお湯を堪能する為には宿泊するしかないのかなぁ・・・?
ただ、貴重な独自源泉のお宿でもありますので、源泉コンプリートをする為には欠かせない一湯ですね。
2007-11/24
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