埼玉県

古代蓮物語(行田天然温泉) ★4.0

単純温泉
33.3度 ・ ph7.4 ・ 293L/分

埼玉県行田市向町19-26
男女別内湯
048-553-7311
平日:700円 / 休日:900円
9:00 – 23:00

うーん。あまり多くを語りたくないお湯でした。

館内は温泉テーマパークと言った感じです。
湯船も沢山あり、明らかにツクリモノの和風風情ですが、それなりに楽しめます。
私は行ったことありませんが、行ったことあるYoko曰く、大江戸温泉みたいだそうな。
結構多くの人で賑わっていました。

ただ、肝心のお湯は、、、強塩素泉でした。
もう、どこへ行っても臭っています。
源泉掛け流し浴槽があり、ここは結構良いと聞いていたのですが、どこがどう温泉なんだかサッパリ分からない、塩素臭しかしないお湯でした。
どのお湯に入っても塩素でむず痒くなってしまうので、サウナに興味がない私ですが、大半の時間をそこですごしました。

2005年 10月15日 - 初訪問時のレポート

2010年3月3日 - 再訪

以前訪れ、お湯遣いの悪さから全く評価していなかった古代蓮物語。私の感想とは別に、相変わらず他の温泉ファンな方々からは高い評価を得ています。
そのため、いつか再訪しようかなと、ずっと気になっていました。
そんな折、いつもお世話になっている温泉博士の企画で、無料入浴手形を利用出来るとあったので、立ち寄ってみました。

以前訪れたのが2005年の10月ですので、約4年半ぶりの再訪です。
ここに限らずですが、久しぶりに行く施設って、ちょっと面白いです。
薄れ掛けた記憶の中、「あぁ、そう言えばこんな所だったなぁ!」と、以前の記憶が蘇るのです。
お風呂は相変わらず広々としています。脱衣所から内湯へ向かうまでに少し長めの通路を歩くのですが、この造りも以前と同じです。

さて、肝心のお湯。以前の記憶だと、入る所どこもかしこも塩素臭だったのですが・・・
今回は、アレ?塩素臭が全然しません。
内湯は循環されていますが、ツルツルでなかなか良いお湯です。これはこれで、悪くありません。
露天に出て、最初に目に付いた壷湯に浸かってみる。お湯から香る臭いが鼻を刺す。私は内心「ホレミロ塩素臭するじゃないか!」と思いましたが、よく見ると、これは入浴剤。
フローラルな香りが漂う薄緑色をしたお湯です。臭いがするのは当然で、確認せずに入った私が悪い訳です。とりあえず、すぐに出ました。
続いて入ったのは、その壷湯がある場所から石段を上がった先にある、檜の湯船。まず手前に入ると、こちらも鼻を刺す臭い。
「やっぱりか!」と思いつつよく見ると、薬湯とか書かれています。もしかしたら薬草なんかを入れているのかも?うん、これもしっかりと確認せず飛び込む私が悪い。

そしてようやくたどり着いたのが、その隣にある、同じく檜風呂。無色透明のお湯が掛け流しにされていました。
さて、そのお湯に浸かってみると・・・
お?変な臭いはしないです。塩素臭もしない。閉店間近な時間の割には、鮮度も良く感じまず。じっくりと観察すると、僅かに鉱物系の臭いがします。
源泉温度が温いため、湯口からは熱めに加温されたお湯が注がれています。
この湯口に鼻先を突っ込んで臭いを嗅いでみると、何とも芳しい金気臭と、微潮臭、それに、鼻の奥を刺激するような、ほんのりアブラ臭もあります。
以前もこの湯船には浸かった記憶がありますが、塩素臭がしたはずです。
でも、少なくとも今私が確認しているこのお湯は・・・凄く良いぞ!?

続いて、その檜風呂から少し離れた所にある、岩風呂。岩風呂は上段と下段があります。
上段に入ってみると・・・温い。体温よりも僅かに低く。30度を僅かに上回るくらいでしょうか。
ここは非加熱の源泉をそのままに掛け流しにしているそうです。ここにも以前入りました。
矢張り塩素臭と言う記憶が残っているわけですが、今回は・・・塩素臭、しません!勿論有難い事なのですが、同時に、私の記憶は一体何だったのだろうと不思議な気分です。

お湯からはほんのり金気臭が香ります。加温浴槽にじっくりと浸かり、体が火照っていた私は、この温度が有難いです。
ゆっくりと体が冷えていくのが分かります。
お湯に浸かって1分、ふと自分の腕を見てみると、無数の気泡がついているではありませんか!この気泡は、新鮮なお湯ならではの物!
いやぁ、素晴らしい!

払っても、気づいたらいつのまにか体が気泡で包まれています。泡つきとしては、それ程多くもありませんが、思わず顔がにやけてしまいます。
何より、加温浴槽と温い源泉槽が近い所にあるので、行ったり来たりが出来るのです。
この日はここ一箇所だけと決めていたので、長時間かけて、良いお湯を心行くまでじっくりと堪能する事が出来ました。

いやぁ、以前訪れた時は一体何だったのでしょうか。
こんな良いお湯に生まれ変わっていたなんて、分かっていたら、もっと早く再訪していました。
ただ、心配なのは、この古代蓮温泉、営業は3月7日までで、それ以降は無期限の休業に入るとの事です。
理由は館内の改築との事ですが、再開の日程が不明なのが非常に心配です。この日が平日だったせいかも知れませんが、利用客がまばらだったのも気になります。
このまま廃業なんて事になったら嫌だなぁ・・・
是非、発表されている言葉の通りに改装して、復活をして欲しいものです。

私の中では非常に低い評価でしたが、再訪する事で180度評価が変わってしまった一湯でした。

※2020年6月追記、上記レポートの後に改装工事で一時休業したようですが、その後は再開し営業をされています。

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