東京都

大江戸東山温泉 (大江戸東山温泉) ★4.0

ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
(大江戸東山温泉) 31.2度 / ph8.2 / 動力 / H18.3.16
Na+ = 1803 / K+ = 61.4 / NH4+ = 29.8 / Mg++ = 27.7
Ca++ = 45.9 / Cl- = 2086 / SO4– = 17.7 / HCO3- = 1661
HPO4– = 6.3 / Br- = 8.6 / I- = 3.8 / H2SiO3 = 88.7
HBO2 = 7.2 / 成分総計 = 6133mg

東京都目黒区東山3丁目1-6
03-3712-0356
男女別内湯 ・ 歩行湯 / お楽しみ湯(各種)
630円(20時以降420円) / お楽しみの湯別料金
9:00 – 22:00 (2006年末に閉鎖しました)

渋谷から東急田園都市線で僅か一駅、池尻大橋駅から徒歩2分の所にある温泉銭湯です。駅からとても近く、便利な場所にあります。
とても濃い黒湯として有名で、何時か行きたいと思っていたのですが、渋谷方面に行く機会が無い私には矢鱈と遠く感じられ、今まで行く事がありませんでした。
そんな矢先、この大江戸東山温泉、2006年一杯で廃業と聞き、遂に重い腰をあげて行ってきたと言う次第です。

建物は商店街から一歩外れた所にあります。
入り口が2つあり、ひとつが通常湯、もうひとつがお楽しみ湯となっていました。
ちなみに、お楽しみ湯の方には、サウナやらジャグジーやら水風呂やら、色々と揃っているようです。
そのテのお湯には全く興味が無い私は、とりあえず通常湯の方を利用しました。
料金はは630円で、東京都の定める銭湯料金に比べると少しだけ割高です。
お風呂は地下ですが、1階部分にはゴロ寝スペースや休憩所があるので、普通の銭湯よりも設備が充実しています。
風呂に入ってから一眠り、そんな事も出来るようで、銭湯と言う枠を越えたサービスが素晴らしいですね。

さて、肝心のお風呂。地下にあるので、少し狭苦しさを感じる、眺望などが全く無いものです。
洗い場と、大きな湯船がひとつ。湯船はふたつに仕切られており、片方が歩行湯になっていました。

お湯は期待した通りの真っ黒なもので、まるでコーヒー、それもアメリカンなどではなく、濃いめに抽出したような茶褐色で、本当に真っ黒です。
透明度は1.5cmといったところでしょうか。
お湯から腕を引き上げると、滴り落ちるお湯が茶色い筋になって見えるほど!
色以外の特徴としては、微モール臭のする、少しだけツルツルするものです。
成分によるものなのか、とてもよく温まるお湯で、入って暫くすると汗だくになって気分が朦朧としてきます。
東京の黒湯銭湯って、多くがジャグジーされていたり、浴槽内のお湯を攪拌する目的で急流に掻き回されていたりするのですが、ここはそのような小細工が無く、静かにじっくりとお湯に浸かることが出来ます。
どうやら塩素を使用し循環されているようですが、塩素臭は殆ど気にならず、顕著な劣化も無い様子で、東京のお湯としてはハイレベルのものでした。
素晴らしいの一言です!東京の、それも渋谷のすぐ隣駅にこんな良いお湯があったなんて、驚いてしまいました!

ちなみに、ここのお湯ですが、数年前はこんなに黒くはなく、薄い茶褐色の強食塩泉だったみたいですね。
それがいつのまにか、今のような真っ黒のモール泉に変化したとの話です。
いつかは枯渇してしまうであろう、化石海水ですので、お湯を吸い上げ続けた事によって違う層のお湯に当たったと言う事でしょうか。
なかなか不思議な話ですね。

都心に沸く、なかなか良いお湯です。
閉鎖されてしまうのが実に惜しいです。
いつの日か復活してくれれば良いと思いながら、一抹の寂しさを感じつつその場を後にしました。

2006-12/16

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