塩原新湯温泉栃木県

渓雲閣 (塩原新湯温泉) ★4.0

単純酸性硫黄温泉
(共同噴気泉(なかの湯)) 79.2度 / ph2.6
Na+ = 4.8 / Ca++ = 6.3 / Mg++ = 2.5 / Al++ = 8.8
Fe++ = 1.4 / HSO3- = 17.9 / SO4- = 211.7
H2SiO3 = 89.8 / H2S = 55.4 / 成分総計 = 414mg

栃木県那須塩原市湯本塩原37
0287-32-2361
男女別内湯
1000円
12:00 – 15:00

塩原新湯温泉の街道沿いにあるお宿、渓雲閣です。
日本秘湯を守る会の会員宿で、玄関先にはお馴染みの提灯がぶら下がっていました。
なかなか立派な旅館で、落ち着けそうなところです。
秘湯っぽさは余り感じさせないところがいかにも秘湯会って感じで、ある意味微笑ましいです。
ちなみに、以前一度訪れているのですが、その時は清掃中で入る事が出来ませんでした。今回はOKとの事で、ほっと胸を撫で下ろす。

さて、お風呂ですが、内湯と露天があります。
ただ、季節的なせいか、この日は露天が使えず、入れたのは内湯のみです。
宿の規模からすると相応といった感じの浴室で、洗い場が数人分と長方形の湯船があります。
内湯なのですが、採光がとても良く、眺めも良いです。
広々とした窓から下を見下ろすと、共同浴場「むじなの湯」が見えました。

さて、お湯ですが、うっすら青みがかった白濁のものです。
かろうじて湯底が見えたのですが、どうやら湯花が沈殿していたらしく、浴槽に体を沈めたところ湯花が舞い上がり湯底は見えなくなりました。

特徴としては、新湯で引かれている共有源泉なので、大きな違いは感じません。
ほんのり硫黄臭があり、サラサラとした肌触りの浴後感が良いものです。
たぬきの湯口からは熱い源泉が注がれており、口に含んだところ、硫黄味と酸味を感じました。
清掃直後だったのか、利用者が少なかったからなのか、鮮度が非常によく、とても気持ちが良かったです。

入浴料が1000円と割高なのが玉に瑕ですが、湯巡り手形で半額の500円になりますので、是非とも有効活用したいですね。
新湯には他にも立ち寄れる所が沢山ありますが、選択して間違いの無い一湯です。

2006-12/24

2025年 2月2日 - 再訪・日帰り

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子供達にスキーをさせてあげたくて、3泊4日で塩原に来ました。
今回はいつもの4人(私、紅鮭、長女、次女)に加えて、私の母も一緒の5人です。
子供2人 + 紅鮭をエーデルワイススキー場に残し、私と母は温泉を堪能する事に。

最初に向かったのは塩原元湯のゑびす屋さん。ここで1時間以上、ゆっくりとお湯を堪能。
その次がこちら、塩原新湯の渓雲閣です。
ゑびす屋も渓雲閣も、私は入った事あるところですけど、母は来た事が無かったので入れてあげたかったんですよね。

入浴料は1000円です。
少し高いですけど、前回訪問したのが2006年、それから20年近く経っていますけど、同じ金額のままです。
最近は何もかもが値上がりしているので、お値段据え置きなのは嬉しいですね。
しかもタオルがついているのもは、ふらりと立ち寄りたい人には有難いです!

館内には小さいながらお土産屋さんコーナーがあり、温泉むすめがいました。
温泉むすめ自体は珍しいものではなく、他所の温泉地でもたまに見かけますけど、ゑびす屋湯荘白樺にも気合の入った温泉むすめコーナーありましたし、元泉館にも入口目立つ所にいたんですよね。
塩原新湯&元湯では温泉むすめ推しなのでしょうか?

それとは別に、たぬきも沢山いました。
イマドキな温泉むすめと、古風なたぬきのコラボ。
我々に癒しを与えてくれる新旧マスコットって感じで良いですね。

どっちも頑張れ!

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館内には貸切の露天風呂もありますが、日帰り入浴で利用出来るのは内湯のみです。
造りは昔訪れた際と同じですね。
他にもお客さんがいたので撮影は自粛しました。

たぬきのいる湯口からは熱い源泉が注がれており、時折かき混ぜないとお湯の表面だけが熱くなってしまいます。
浴槽全体に対する新湯投入量は少な目ですけど、濃いお湯なので劣化などはほとんど感じません。
源泉は中の湯源泉、見た目は濃いですけど、入ってみると意外とサラサラして湯切れの良いお湯です。ベタベタと成分が肌に残る感覚は少ないですね。
特にゑびす屋に入った後だったので、アッサリ気味に感じましたけど、それはあくまでも比べてしまったらの話で、これはこれでとても濃くて気持ちの良い湯です。

子供達のスキー終了に合わせて時間調整する必要もあったので、私からしたらかなりゆっくりと寛がせて頂きました。

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たまには再訪するのも良いですね!
また機会を見てお邪魔したいと思います。

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