ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉
(源泉名:恩沢の湯) ph8.8 / 59度 / 1,218mg
栃木県那須塩原市上横林404
男女別内湯 ・ 露天
0287-35-2220
500円
9:00 – 20:00
キャンプ場の中にある日帰り温泉施設です。
ナビに登録があったので、案内されるままに進むと、砂利道に入ってしまいました。
一応、「やしお温泉→」などと書かれた立て看板もありますが、何だか心細くなってくる細い砂利道です。
暫く進むと、建物発見。温泉には見えない建物ですが、湯気で分かりました。
入り口には「共同浴場につき刺青お断り」とあります。ココって共同浴場なの???
中は少し薄暗い感じです。元気なおばあちゃんがお出迎えしてくれました。
お一人様、500円也。那須周辺にある温泉施設としては平均価格ですが、共同浴場と呼ぶには高くないかい?ま、良いけど。^^;
浴室は内湯と露天になっています。内湯は10人でも広々と入れる程の広さで、烏龍茶のような色をしたお湯が張られています。
湯口はどうやら浴槽内にある様子で、湯船からどんどんあふれ出しています。
肌触りはツルツルして、甘いモール臭と僅かなアブラ臭が混じり、なんとも心地が良いです。
ちょっと熱めですが、雪で冷やされた体にはとても気持ちが良かったです。
露天は、見た目には釣堀のような造りです。一瞬、「これお風呂?」と、躊躇いました。
湯船は3箇所に分かれています。手前右側が湯口のある浴槽。左側はそのオーバーフローを貰っており、奥の広い浴槽は手前2箇所からオーバーフローを貰っていました。
折りしも、粉雪がちらつくとても寒い日。奥の浴槽は冷たくて風邪引きそうです。
右側が適温で、左側はかろうじて入れる程度のぬる湯になっていました。
こちらも、内湯と同じくモール臭+アブラ臭のするお湯です。
湯口は浴槽の中にあります。お湯と共に気泡もポコポコ沸きあがっており、その気泡の臭いを嗅いでみたところ、お湯から嗅ぐより全然強い、ガソリンのような臭いがしました。
何となくですが、鳴子の高友を思い出しました。お湯自体は似ても似つかぬものですが・・・
風情に乏しい露天だけど、粉雪を眺めながらボンヤリ入っているとなかなか癒されますね。
立地条件が悪いせいもあってか、訪れる人は非常にまばらです。
人が少ない為にゆっくりでき、とても得したような気分になれた一湯でした。
2005-12/18
2007年2月11日 – 再訪
友人と一緒に再訪しました。前回は結構迷ったのですが、今回はすんなり一発で到着です。
久しぶりのお湯、なんと、以前よりも印象が良くてビックリです。心地よいツルツル感に、泡付きのよさ。なんとなく帯広や十勝川周辺のお湯から硫黄臭を取り除いたような感じです。
ん~・・・自分、なんでこのお湯に★3.5なんて評価つけたかなぁ。
★4.0に訂正致しました。
ただ、露天の湯口からポコポコ上がってくる気泡ですが、前回はアブラ臭だかガス臭のような臭いがしたのですが、今回はしませんでした。
何でだろ。源泉の調子って奴でしょうか。不思議なものです・・・
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