塩原温泉 栃木県

岩の湯 ・ 不動の湯(福渡温泉)

混浴マナーの悪さが原因で閉鎖されました

– 福渡温泉 –

塩原温泉郷にある温泉の一つです。
箒川沿いにあるこじんまりした温泉街で、周囲は剥き出しの岩肌に囲まれた絶景。
つり橋を渡った先にある「岩の湯」と「不動の湯」が特に有名です。

含石膏弱食塩泉

栃木県那須郡塩原町福渡温泉
混浴露天風呂
0287-32-2512 (観光協会)
入浴 : 200円

岩の湯 ★4.0

福渡温泉は塩原温泉郷の一つで、国道400号線で塩原温泉に向かう手前にあります。
途中、片側1車線の対面通行だった400号線が二手に分かれ、一方通行になる個所があります。
その少し先にホテル「松屋」があり、更にその少し先の左手に、河原に降りる事が出来る階段があります。
階段入り口には、「不動の湯・岩の湯」の案内看板があるので、案内通りに進みましょう。
箒川沿いに少し下流へ進むと、釣り橋が見えて来ます。
その釣り橋を渡って、すぐ右手が「岩の湯」、左手の遊歩道を少し歩いた先にあるのが、「不動の湯」です。
文字にして説明すると非常にややこしく感じますが、釣り橋さえ見つけてしまえば、後は簡単に辿り着く事が出来ます。

岩の湯は箒川沿いにあり、野湯と言っても差し支えが無い程に、開放感溢れる露天風呂です。
混浴で、簡単な棚があるだけの男女兼用の脱衣所が一つ。
対岸からも丸見えで、女性にはとても入りにくいお風呂と言えるでしょう。
釣り橋を渡りきったすぐ右手にポールがあり、そのポールにお金を入れる事になっています。
ネットでは100円という噂でしたが、私が行った時は200円になっていました。監視している様子は無さそうですが、利用者は当然守るべき最低限のマナーです。必ず入れましょう。

湯船は2個あります。
手前の湯船は四角い湯船で、5人も入れば少し窮屈に感じる程度の広さです。
ほんの少しだけ白く濁った、透明度の高いお湯が張られています。
湯口から掛け流されている他、湯底からもお湯が湧き出る、とても気持ちの良いお湯でした。
こちらの温度は若干温めで、塩分のせいか、少しベタつくお湯です。臭いはほぼ無臭ですが、僅かな土類と鉄分の臭いがしました。海藻の臭いに似ています。
釣り橋からは丸見えの浴槽ですが、対岸側には囲いがしてあり、若干見えにくくなっています。
(囲いと言っても、隙間だらけのものですが・・・)

もう一つの浴槽は、脱衣所を挟んだ奥にあります。
こちらは少し広めの円形の浴槽で、視界を遮る柵等は無く、箒川が間近に望める開放感たっぷりのロケーションです。
当然、対岸からは丸見えなので、女性には極めて利用しにくい造りです。
お湯の色は、緑がかった白濁で、透明度50センチ程の濃いお湯です。
湯口が高い所に取り付けられており、豪快な打たせ湯になっています。
浴槽は思いの他深く、こちらも足下からお湯が湧き出でいます。
臭いは小さな浴槽の物に似ている、土類と鉄分の混ざった臭いがしますが、こちらの方がもっと濃い印象を受けました。
お湯は42-43度で、若干熱め。景色は最高に良いのですが、あまり長湯は出来そうにありませんでした。

不動の湯 ★4.0

釣り橋を渡りきって、岩の湯の反対側、左手にある遊歩道を歩くこと5分程度。
遊歩道の終点にひっそりと佇む露天風呂です。こちらの湯船は1つだけで、岩の湯同様、脱衣所男女兼用の混浴です。
箒川のすぐ傍にある、開放的な岩の湯と違い、こちらは少し奥に入った、適度な閉塞感がとても心地良い、山の中の露天風呂という雰囲気です。
事前にネットで調べた際は、脱衣所の手前に料金徴収BOXがあるとの事でしたが、私が行った時は、探し方が足りなかったのか、見つける事は出来ませんでした。なので、一銭も払わず入浴してしまいました。(ゴメンナサイ!次回、料金箱を見つけたら、今回の分と合わせて支払います!)

脱衣所は前述の通り、男女兼用です。目隠しが一切無く、浴槽から丸見えなので、女性にとっては、岩の湯同様、とても入りづらいお風呂です。
でも、対岸から丸見えな岩の湯に比べると、こちらの方が幾分マシかな?

お風呂は10人位はゆったりと入れそうな、結構広々としたものです。
湯口が高い位置にあり、お湯が滝のように豪快な掛け流しにされています。
湯底は岩が敷き詰められているようですが、苔がビッシリ生えており、ヌルヌルしてとても良く滑ります。
お世辞にも綺麗とは言えない状態なのですが、これはこれで気持ちが良い。
岩の湯と違い、足元自噴ではありませんでしたが、掛け流されている湯量がとても多く、お湯の流れを常に感じながら心地の良い入浴が出来ました。
泡立ちの良い無色透明のお湯で、岩の湯同様、海藻のような土類鉄分臭がします。
温度は41度で、若干温めの適温。
静かな山の中、いつまでもゆっくり浸かっていられそうな、とても気持ちの良い露天風呂でした。

岩の湯と不動の湯。
東京からも比較的近く、秘湯の雰囲気を気軽に楽しめる、とても有り難い温泉です。
男の人にはとてもオススメ出来ます。
ただ、女性には全くもってオススメ出来ません。理由は、女性に対する配慮が全然感じられない事。

足元自噴の湯船ゆえ、混浴なのは致し方無いですが、脱衣所を分けるなり、せめて浴槽から丸見えの構造を見直すなりすれば、女性でも抵抗少なく入る事が出来ると思います。
また、誰が書いたのか、至るところに「バスタオル禁止」と目の敵みたく書かれていました。
確かに、お湯にバスタオルを入れるのはマナー違反です。しかし、禁止にすると「女の裸見たさ」のみで、バスタオル巻き以上にマナーがない輩が来るのも事実。
この日も、女性の裸だけが目的と思われる、おつまみやらアルコール持参の長風呂な一団がいて、延々と下品な混浴体験談を語り合っていました。
これには、同性の私でも強い嫌悪感を覚えました。
必要以上に書かれた「バスタオル禁止」の注意書き、裸見たさにこいつらが書いたのでは無いかと疑いたくなります。
このお風呂に関しては、湯量も豊富だし、管理人不在の為に下品な連中も野放しなので、男女共に不快な思いをせず、気持ちよくお湯を楽しむ為にも、バスタオル巻きは推奨した方が良いと感じました。

一言で結論付けると、
「お湯は抜群に良いのに、施設の配慮と利用者のモラルが低く、実にモッタイナイ温泉。」

2005-3/31

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