塩原新湯温泉栃木県

中の湯 (塩原新湯温泉) ★4.0

単純酸性硫黄温泉
(共同噴気泉(なかの湯)) 79.2度 / ph2.6
Na+ = 4.8 / Ca++ = 6.3 / Mg++ = 2.5 / Al++ = 8.8
Fe++ = 1.4 / HSO3- = 17.9 / SO4- = 211.7
H2SiO3 = 89.8 / H2S = 55.4 / 成分総計 = 414mg

栃木県那須塩原市湯本塩原
男女別内湯
300円
7:00 – 18:00

塩原新湯温泉に3箇所ある共同浴場のうちのひとつで、湯荘白樺の裏手に位置しています。
いかにも共同浴場と言った簡素な外観で、地味にひっそりと建っており、そのいじらしさが何とも素敵な風情を醸し出しています。
入浴料は、新湯に宿泊している人は無料だそうですが、外来は300円です。
管理人は常駐していませんので、入り口に据え付けられている料金箱にお金を入れる仕組みになっていました。

内部はとても手狭で、脱衣所は3人同時だとお互い触れ合ってしまうであろう広さしかありません。
湯船と洗い場しかない浴室も狭く、洗い場で2人、湯船で2人がせいぜいといった程度でこじんまりとしています。
お湯は真っ白に濁る硫黄泉で、柔らかい硫黄臭が浴室全体を包んでいました。

さて、このお湯。前回訪れた際は普通の印象でしたが、今回は随分と温いです。
40度あるか無いかと言った程度で、路肩に雪が積もる今の時期に入るお湯としては少々温すぎる気がします。
源泉はすぐ隣にある湯荘白樺と同じもので、元々温いという訳では無いのですがどうやら配湯管の調子が悪かったみたいで、湯温、鮮度共に少々物足りなさを感じる調子の悪さです。
聞けば、女湯は人肌程度の温さで、風邪を引いてしまいそうなほどだったとか。
何だかとても残念な気分のまま、その場を後にするしかありませんでした。

本来であれば、小さな湯船で鮮度抜群のお湯を楽しめる一湯です。
少し不本意な結果ですが、とりあえず評価は据え置きで4.0のままにしておきます。
是非とも再訪し、調子が良い状態で入りなおしたいと思いました。

2006年 12月24日 - 再訪時のレポート

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