群馬県

松泉閣 (湯の平温泉) ★4.0

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
(第1号源泉) 71.2度 / ph8.35
Na+ = 202 / K+ = 5.19 / Mg++ = / Ca+ = 139
Cl- = 229 / SO4– = 412 / CO3– = 12
H2SiO3 = 102 / HBO2 = 15.1
成分総量 = 1120mg

群馬県吾妻郡六合村大字入山4043
0279-95-3221
男女別内湯 ・ 露天風呂
500円
10:00 – 13:00

道の駅「六合」近くにある秘湯の会加盟の旅館です。

文字通りの秘湯。まず、車を駐車場に停めると、駐車場すぐ脇にあるインターホンを押します。
「日帰り入浴出来ますか?」と聞くと、「今は露天風呂しか入れませんが宜しいですか?」と仰る。
良く分からずに「それでも結構です」と答えると、「どうぞ降りてきてください」と言われました。

と、いう事で、案内板に従って遊歩道を歩く事に・・・
遊歩道は暫くの間ずっと下りで、5分ほど歩くとつり橋が見えてきます。
このつり橋を登ると、次は下った分だけの登りが待っています。
5分ほどの時間をかけ、やっと登りきると、そこにお宿がありました。
普段運動不足な私はちょっと疲れる行程です。

私の到着を待っていてくれたお宿の方に受付を済ませ、さて、露天風呂はどこかと尋ねると、更に階段をずっと降りたところだと案内されました。
うーん、また降りるのか。。。
結局、階段を降りきってみると、先ほど渡ったつり橋と同じ高さまで来ていました。
後でまた来た道を戻るのかと思うと少し憂鬱になります。

ともあれ、折角たどり着いた露天風呂。
一応男女別に別れており、目の前に川があるなかなか絶景なロケーションです。
折りしも新緑の季節、青空と若々しい木々がとても鮮明で、実に清々しいです。
お風呂は男女共に岩風呂で、無色透明、僅かに白湯花が舞うお湯が張られていました。

さて、お湯です。
正直、それほど期待していなかったのですが、かなり心地良いものです。
肌触りは少しペタペタツルツルするもので、お湯が体に沁みこんで来るような気持ちが良く、広い湯船の割にはあまり劣化している様子がありません。
お湯そのものからもほのかな硫黄臭が漂い、それとは別に、川原湯温泉などで嗅いだ事があるコールタール系のアブラ臭もします。
クドすぎず、没個性すぎず、お湯がしっかりと主張していて実に優しい印象のものです。
いやぁ、ココまで頑張ってきた甲斐がありました。
ちなみに、男湯の湯口が見当たらず、探してみたところ、浴槽内に数箇所、パイプが顔を覗かせており、そこからお湯が注がれていました。
源泉は露天風呂すぐ脇にあり、引き湯距離は10メートルも無いのですが、残念ながら足元自噴ではありません。
ただ、時折気泡がポコポコと浮き上がり、見た目にも実に心地が良いのです。
源泉真上と言う事に拘らなければ、これはもう、ほぼ足元自噴と同じと言っても過言では無いでしょう。
長湯するには少し熱めでしたが、出たり入ったりしながら、結構長い間居座ってしまいました。
ちなみにその間、他の利用者は一人も来ませんでした。
落ち着いて入る事が出来たのもとても良かったです。

ちなみに、女湯にはちゃんと湯口があります。
湯口脇にはコップまで置かれていました。
紅鮭以外、誰もいませんでしたので、ちょっとお邪魔し、お湯を飲んでみたところ、硫黄味と微量の塩味、ダシ味を感じました。なかなか美味しく飲めるお湯です。
臭いも湯口から直接嗅いだ方が強めで、こちらの方がハッキリとコールタール臭がしました。

帰り道、良いお湯だったなぁと振り返りながら、上り坂を歩く。
帰り道は登り坂のため、楽な道のりではありません。
ただ、良いお湯に入れたと言う満足感からか、不思議と足取りが軽く、思ったよりも早く駐車場までたどり着きました。
数泉には向かないところですが、オススメです。
是非ともゆっくりとお風呂を楽しんできて下さい。

なお、今回利用したのは露天のみです。
内湯は清掃中になっており、残念ながら入る事が出来ませんでした。
うーん、これだけ良いお湯です。内湯にも入ってみたかったなぁ。
是非とも再訪し、内湯も利用してみたいと思いました。

2006-5/28

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