酸性・含鉄・硫黄-アルミニウ ム-硫酸塩・塩化物温泉
(緑屋1号源泉) 44.2度 / ph1.55
H+ = 28.1 / Na+ = 34.9 / K+ = 27.4 / Mg++ = 35.9
Ca++ = 78.7 / Al+++ = 158.8 / Fe++ = 43 / Mn++ = 1.7
F- = 15.2 / Cl- = 472.1 / HSO4- = 1303 / SO4– = 1382
H2SiO3 = 197.1 / CO2 = 618 / H2S = 10.2
蒸発残留物 = 1990mg
山形県山形市蔵王温泉878-25
023-694-9355
男女別内湯
日帰り不可
温泉街から少し外れた、大露天風呂へ向かう途中の高台にあるお洒落なロッジです。
こちら、本来日帰り入浴不可で、宿泊者しかお風呂を使う事が出来ませんが、とある事情により、特別に許可を頂き入浴する事が出来ました。
ラッキーだったとしか言えません。女将さんには大感謝です。
お風呂は内湯のみで、ロッジの規模にあった、とても小ぶりなものです。
これがまた・・・激シブなんです。
まるで共同浴場と思えるような、とてもシンプルな木造湯小屋です。
湯船は青森ヒバを使用した舞台湯で、3人は入れないだろうと言う程度の小さなものです。
いやぁ・・・一目見た瞬間に、その素晴らしい造りに、背中に電気が走ったような感覚を覚えました。
お湯はほんのり青味がかった透明のもので、浴室内には強い硫黄臭が充満しています。
湯口からは新鮮なお湯がドボドボと注がれておりました。
さて、お湯に浸かり、更にビックリ。湯底に沈殿していた湯花が一気に舞い上がり、白濁の硫黄泉に早変わりです。
適温のお湯で、強烈な硫黄臭、しかし、肌触り優しい上質なお湯が、体をすっぽりと包み込んでくれます。これには参った。良すぎます。
しかも、舞台湯なので、ザバーっとお湯がオーバーフローするのも爽快です。
湯量豊富なので、一度お湯から上がって3分も待てば、再び溢れさせる事が出来ます。これは癖になりますね。
入浴中何度もお湯を溢れさせて遊んでしまいました。
浴槽の縁には、白い湯花が大量付着。
お湯が良い事の証明です。。。
正直、ロッジと言うお洒落なイメージには不釣合いなほど、素晴らしいお湯と、マニア心をくすぐる、実に風情ある造りをしたお風呂です。
侮る無かれ。ここは、全温泉マニアに、胸を張って紹介し、オススメ出来る一湯です。
今回の入浴は、事情あっての事ゆえ、あまりゆっくり入っていられなかったのが残念ですが、次回は宿泊して時間を気にせずゆっくりしたいと思いました。
マチガイなく、宿泊で再訪すると思います。
何時行けるかなぁ・・・今から楽しみでなりません。
2006-9/16
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