山形県

下区公衆浴場 (湯野浜温泉) ★3.5

ナトリウム・カルシウム-塩化 物温泉
(湯野浜1,2,3,4,5号、厚生有限、瀧の湯新2号、松舞の湯源泉
・混合温泉) 56.1度 / ph8.4 / H9.7.14
Na+ = 1298 / K+ = 22.9 / Ca++ = 723.4 / Mg++ = 0.5
Cl- = 3023 / F- = 1.9 / Br- = 13.2 / I- = 4.1
SO4– = 343.9 / CO3– = 0.4 / 蒸発残量物 = 5985mg

山形県鶴岡市湯野浜1丁目1-7
0235-75-2300
男女別内湯
250円
6:00 – 22:30 / 7-10清掃時間

湯野浜温泉の中心部、バス停などがあるロータリーの一角にある湯野浜コミュニティーセンターの「コスパ」と同じ建物の中にある共同浴場です。
駐車場数台分があるので、利用し易い印象。温泉の入り口は建物の間の狭い路地のような所にあり、何だか雰囲気が良いです。
入ってすぐの所が受付で、管理人さんが常駐しています。受付を過ぎると、男女別脱衣所の前に、畳の休憩スペースがあります。
浴後待ち合わせをするにはちょうど良いスペースですね。

さて、内部。脱衣所・内湯ともに、シンプルな物です。
浴室は入って右側が洗い場、左側に湯船がひとつあります。
地元の方を中心に、皆さん体やら頭やらを洗っており、浴室内にはフローラルな香りが充満しています。
そんな方々を横目に、とりあえず湯船へ・・・

お湯は無色透明。結構熱くて、45度くらいでしょうか。
湯口からはザブザブとお湯が注がれており、どうやらちゃんと掛け流されている様子です。
湯口からは素手で触れないほどに熱いお湯が静かに注がれており、注ぎ口には白い析出が浮いています。
お湯は僅かに潮臭と温泉臭がするもの。温度が高いせいもあって、浴感は非常に強く、ちょっと浸かっているだけで体が燃えるように温まります。

なかなか気持ちが良いお湯で、少しでも長く入りたいと欲が出てしまうのですが、その反動で、一度お湯から出ると汗がとめどなく溢れ、もう一度お湯に浸かろうと言う気力を奪います。
湯船の脇にペタンと座り、身動きとれず、ただ流れ落ちる汗を感じるだけの私。
他人から見ると、「大丈夫かこいつ?」なのでしょうが、実はこの瞬間が一番幸せなのです。
ある程度汗が浮き出た所で、おもむろに桶でお湯を汲み、体中まんべんなく流す。この瞬間が堪らなく好きです。
数度出たり入ったりを繰り返し、そんな事を続けていましたが、じきに本当に体力的に辛くなって来たので、出ることに・・・
しかし、ガッツリと温まる新鮮なお湯で、とても気に入りました。

2008-2/9

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